ローマトッテナムに所属するベルギー代表DFトビー・アルデルヴァイレルトの獲得を熱望している。17日にイギリス紙『ミラー』が報じた。

 同クラブは今夏の移籍市場でナポリへと入団したギリシャ代表DFコスタス・マノラスの後釜を模索している。今シーズン限りで現行契約が満了するアルデルヴァイレルトを第一候補としてあげているローマは、同選手の獲得を熱望しているようだ。

 しかし、同クラブはアルデルヴァイレルトの契約解除金として設定されている2500万ポンド(約33億円)の支払いが困難な状況だという。ローマはその引き換えに、イタリア代表MFニコロ・ザニオーロとのトレード移籍をオファーすると伝えられている。

 一方のトッテナムも、退団が噂されているデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンの後継者獲得を希望していることから、両者の利害が一致するようだ。果たしてこの理想的とも言えるトレード移籍は、両クラブが納得のいく結末になるのであろうか。

ローマはトレード移籍を望んでいる [写真]=Getty Images