バイエルンは、チェルシーに所属するイングランド代表FWカラムハドソン・オドイの獲得を断念するようだ。17日、イギリス紙『インディペンデント』が報じた。 

 バイエルンは長年に渡ってチームを支え続けた元オランダ代表MFアリエン・ロッベンと元フランス代表MFフランク・リベリーの退団を受けて、その後継者となるウィンガーの獲得を目指している。

 なかでも、バイエルンは18歳のオドイに熱視線を注いでおり、移籍金4500万ポンド(約60億5000万円)のオファーを提示する準備を進めていると報じられていた。しかし、フランク・ランパード新監督が率いるチェルシーはオドイを放出するつもりはないようだ。

 オドイとチェルシーの現行契約は残り1年となっている。新契約が締結されなかった場合、来年1月からは各クラブと自由に交渉ができるようになる。今回の報道によると、ランパード監督がオドイと面談を行った後、チェルシーはオドイの残留を確信したという。

 バイエルンチェルシーの強固な姿勢を受け、代替案として大連一方に所属するベルギー代表MFヤニック・フェレイラカラスコリストアップしたようだ。

バイエルンはチェルシーのオドイ獲得を断念した模様 [写真]=Getty Images