タレントの井上咲楽(19歳)が、7月15日に放送されたニュース番組「AbemaPrime」(AbemaTV)に出演。若者の低投票率に関する議論の中で、「平和だから。何も変わらなくても生活できてしまう」と指摘した。

国会傍聴が趣味で、政治記事をスクラップするほど政治に関心があるという井上は、選挙に行かない若者が多い現状について「私は(政治が)わかりづらいって言うのはもう理由にならないと思うんですよ。各政党、相当噛み砕いていろいろSNSで発信しているところもあるし。じゃあなんでみんな興味を持てないかというと、平和だからだと思うんですよね。別に何も変わらなくても生活できてしまう」と指摘すると、スタジオの出演者の共感を集めた。

さらに、投票所に出向くという行為自体の面倒臭さに話題が及ぶと、番組MCのカンニング竹山は「正直言うと、ネットの投票ってできると思う。オリンピックのチケット購入するのに、全部ネットでさ。あんな複雑なシステムできるくせにさ、投票はできないっておかしくないですか?」と訴えた。

竹山の意見には、放送中も視聴者から「早急にネット選挙できるようになって欲しい」「ネット投票の方がコストもおさえられそう」「実現したら投票率も老若で入れ替わるかも」など多くの反響が寄せられ、盛り上がりを見せた。