トッテナムに所属するイングランド代表DFキーラン・トリッピアー(28)が17日、アトレティコ・マドリーメディカルチェックをパスしたようだ。イギリススカイ・スポーツ』が報じている。

両クラブは移籍金2170万ポンド(約29億円)で合意に達しているとされ、トリッピアーはアトレティコと4年契約を結ぶとのことだ。

2015年6月にバーンリーからトッテナムに加入以降、正確なキックと豊富な運動量を武器に主力に定着したトリッピアー。ロシアワールドカップでもイングランド代表として印象的なパフォーマンスを見せたが、クラブでは守備面でのイージーミスや肝心の攻撃精度を欠く場面も多く、公式戦38試合に出場しチャンピオンズリーグでは決勝進出に貢献したものの、徐々にマウリシオ・ポチェッティーノ監督の信頼を失い始め、今夏の放出候補にも挙がっていた。

移籍先のアトレティコでは8年半にわたって右サイドバックのレギュラーを務めてきた元スペイン代表DFフアンフランがクラブを離れ、これまでバルセロナのDFネウソン・セメドやナポリのDFエルセイド・ヒサイらが補強の候補に挙がっていた。

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