スペインの空港で先月18日、ドラッグの密輸を試みようとした65歳の男が逮捕された。空港警察に明らかにばれてしまうほど適当な隠しぶりにネット上では「警察をからかってるのか?」と笑いまで起きたようだ。『Mirror』『Manchester Evening News』などが伝えている。

カタルーニャ州バルセロナ=エル・プラット空港で、国境警察が一風変わった風貌をした男を呼び止めた。彼を検査したところドラッグを密輸しようとしていたことが発覚し、逮捕した。

男はコロンビアエルドラド国際空港から11時間のフライトでバルセロナ=エル・プラット空港に到着し、検問所を通過しようとした。しかし男の頭はいびつな形をしており、明らかにカツラを被っていることがうかがえ、その頭は上のほうが盛り上がった状態で大きなマッシュルームのような形をしていた。

これに気付いた国境警察は彼にいくつかの質問をした後、カツラを取って調べることにした。すると男の頭頂部には黒いビニールバッグが貼り付けてあり、中から503グラムほどのコカインが出てきたのだ。

金額にするとおよそ27,000ポンド(約363万円)だという。このほど国家警察では、男の素性が分らないように写真をTwitterに投稿した。

するとユーザーから「男はこれで大丈夫だと思ったのか?」「それで検問を通過しようとしたことに驚くよ」「警察をからかってるのか?」といった男に対して呆れるとともに、笑えたという意見も見られた。警察の声明によると、男は現在起訴され身柄を拘束されているとのことだ。

画像は『Policia Nacional 2019年7月16日付Twitter「Detenido en #Barcelona con droga en su peluquin….」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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