10月スタートのドラマ「モトカレマニア」(毎週木曜10:00-10:54、フジテレビ系)の主演を、新木優子と高良健吾が務めることが分かった。
【写真を見る】原作は瀧波ユカリの同名コミック。新木演じるモトカレマニアのイラストもキュート!
同ドラマは、瀧波ユカリの同名コミックが原作。「女だって引きずる!!!」を合言葉に、元カレの存在を引きずり、“モトカレマニア(MKM)”になった女性の混乱と暴走と試行錯誤を描くラブコメディー。
地上波ドラマ初主演となる新木が演じるのは、“モトカレマニア”の難波ユリカ。元カレ・マコチが好き過ぎるあまり、毎朝SNSで名前を検索したり、心の中でマコチと妄想の会話をしたり、初対面の男性に対し、“モトカレスカウター”なるものを起動させ、マコチとのかすかな共通点を見つけると恍惚(こうこつ)な表情を浮かべる27歳独身のぶっ飛びOL。
見た目が悪いわけではなく、周りの女性と比べても、彼女が持ち合わせているスペックは決して低くないが、うまく恋愛ができない、という役どころだ。
一方、元カレのマコチこと斉藤真を、新木とは初共演となる高良が演じる。マコチは不動産会社に勤務する30歳独身のイケメンで、元カノ・ユリカの妄想にたびたび現れ、彼女の心の大きな支えとなっている。
5年前に2人が別れることになってから姿を消していたが、ユリカが働くことになった不動産会社で同僚として再会。真っすぐ過ぎる性格のあまり、知らず知らずのうちに自らの言動でユリカの心を揺さぶってしまう、どこかつかみどころのない好青年だ。
また、新木は期間限定で「モトカレマニア」専用のAmebaブログを開設。このブログでしか見ることのできないとっておきの1枚やオフショット、撮影の裏話などが不定期で公開される。
――地上波ドラマ初主演が決まっての思いはいかがですか?
緊張も責任も今まで以上にありますが、見ていただける皆さん、参加してくださる皆さんが楽しんでいただけるようなそんなドラマになればいいなと思っています。
――原作を読んだ印象を教えてください。
“この感覚、味わったことある!”と誰もが思うような描写がたくさんあって、私も読んでいてすごく楽しかったです。原作の瀧波先生がすごく楽しんで原作を書かれているのが読んでいて伝わってきたので、私自身演じることを楽しみたいなと思います。
――難波ユリカという“イタカワ女子”を演じることについていかがですか?
原作を読んで、過去の彼に抱く印象をユリカは全部さらけ出してしまうとても素直な女の子だなと思いました。なので、今まで以上にすべてのことに素直に反応してお芝居を楽しみたいです。
――初共演となる高良健吾さんの印象は?
映画「蛇にピアス」(2008年)を見させていただいたときにすごく印象的ですてきな方だなと思っていました。今回ご一緒できることがすごく光栄ですし、二人三脚、私が頼るばかりではなく、少しは安心してお芝居していただけるように頑張りたいです。
――このドラマへの意気込みと楽しみにしている視聴者へのメッセージをお願いします。
ゴールデン・プライムの時間帯(夜7時~11時)に初めての主演を務めさせていただける喜びをかみ締めつつ、自分たちも楽しんでこの作品を作っていきたいなと思います。見ていただける皆さまにとって、週に一度木曜日の夜10時が楽しく豊かな時間を過ごせる1時間になるように頑張りますのでぜひ楽しみにしていてください。
■ 高良健吾(斉藤真役)コメント
――「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(2016年)以来となるフジテレビドラマ主演かつ、「木曜劇場」初主演が決まっての思いはいかがですか?
自分でも驚くほどスッと受け入れることができました。それはラブコメという、自分が今まで経験したことがないジャンルだったからだと思います。新しいことをする時にプレッシャーは付き物ですが、それよりも新しい何かに出会える気がしてワクワクしています。
――原作を読んだ印象を教えてください。
自分が知らない世界でした。登場人物たちの考え方が自分にとっては新しいというか。それと、登場人物のいろいろな動きがとてもかわいらしいなぁと。
多くの女性の共感を得ている作品です。映像化にするにあたって、どっちの方向にも持っていけそうな原作なのでこの世界に入る自分をイメージして笑いながら読みました。冒険できそうです。
――マコチ(斉藤真)という役を演じることについて、いかがですか?
イメージもまだまだなので、これから徐々にマコチのことを身近にしていけたらと思います。ただの天然にはさせないように、マコチを確かに存在させることが自分に与えられた役割だと思います。
――初共演となる新木優子さんの印象は?
まなざしがまっすぐで、凛(りん)とされているなというのが印象です。まだお会いしていないですが、これから作品、現場を一緒に支えていけたらと思っています。
――このドラマへの意気込みと楽しみにしている視聴者へのメッセージをお願いします。
楽しいドラマになったらいいなと思います。そのために現場のみんなと真剣にふざけていけたらと思います。
見た目が悪いわけではなく、コミュニケーション下手、ということでもないのにうまく恋愛ができない難波ユリカ(新木優子)。その理由は…初めて付き合った彼氏・マコチこと斉藤真(高良健吾)との恋愛にあった。
10代、20代の恋は、“恋愛教習所”のようなもので、失敗したり、あがいたり、みっともなかったりと恋愛スキルを磨くはずだった時期。だが、その大切な時期にユリカの最初の恋愛は、あまりにもうまくすんなりと行き過ぎた。
好きになった人といい雰囲気になり、自然と付き合う。これは今考えると貴重な経験なのだが、ユリカにはその尊さが分からなかった。自分の就職をきっかけに生まれたすれ違いから、ユリカはマコチを振ってしまう。
「すぐに次の彼氏と素敵な恋愛できるでしょ!」と思っていたが、次に付き合った男はクズ。2人目に付き合った男はもっとクズ。さすがに3人目のクズを引く勇気はなく、彼氏も好きな人も作らず、現在に至る。
「好きってなんだっけ?」「恋愛ってどうするんだっけ!?」など、頭でグルグル考えるだけの日々が過ぎていき、ユリカが出した答えは、「幸せだった過去の恋の時間に浸っていよう」というもの。
最初に付き合った彼氏・マコチ。唯一、恋愛で幸せだった頃の思い出。モトカレの幸せな思い出を、日々の楽しみとして妄想する日々を送るユリカ。モトカレマニアの誕生である。
「現実の恋はドラマみたいにキラキラしているわけじゃない」とは頭で分かっているが、モトカレマニアとして生きることを“幸せ”だと思い込んでいる。
だが、ユリカの美しい思い出に浸る時間を破壊する出来事が起きる。それは、ユリカのキラキラした幸せの象徴である元カレ・マコチとの再会だった。ユリカが就職した不動産会社の同僚としてマコチと再び出会うことになったが、この再会は運命なのか…。(ザテレビジョン)
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