一般社団法人日本旅行業協会が、会員である旅行会社に対してアンケート調査を行い、312社から得た回答をもとに夏休み人気旅行先ランキングを作成しました。協会は、今年はゴールデンウィークの10連休に旅行をした人が多く、7月から9月の夏休みやシルバーウィーク期間は旅行需要が落ち込むと6月27日の会見で発表しています。ならば、かえって旅行のチャンスではないでしょうか?混雑せず、お手頃価格で旅行ができるかもしれません。

第10位(同率) フィリピン(昨年13位)


近頃は、手頃な語学留学先としてフィリピンの名前を耳にすることが増えました。くれぐれも治安に気を付けて。

第10位(同率) 中国(昨年14位)


中国が一気にランクを上げてきました。約14億人の中国人が暮らす大陸のパワーを感じましょう。

第9位 イタリア(昨年9位)


添乗員付きのツアーや周遊型のツアーが好評です。実際、イタリアは1都市滞在よりも周遊する人が多いイメージ。

第8位 グアム(昨年8位)


赤ちゃん連れでもしっかり海外気分を味わえるのがグアム。短い飛行時間で子どもに大きな負担がかかりません。

第7位 韓国(昨年4位)


昨年より順位を落としたものの、韓流はドラマ、音楽、コスメ、食といったコンテンツが強く、女子旅、母娘旅に選ばれています。

第6位 香港(昨年7位)


LCC の増便で、より安く気軽に訪問できるようになりました。家族旅行、夫婦旅行の需要があります。

第5位 ベトナム(昨年6位)


ベトナムは食や小物類の充実で女子好みです。ホーチミンハノイだけでなく、ダナンなどのリゾート地が人気を集めています。

第4位 シンガポール(昨年5位)


常夏の国シンガポール。街の清潔感が段違いで日本人には過ごしやすいため、ファミリー旅行、3 世代旅行に最適です。

第3位 タイ(昨年3位)


プーケット、パタヤといったリゾートが、ファミリー層だけでなく、夫婦や女性グループにウケています。

第2位 台湾(昨年1位)


やはり近場で飛行時間の短い台湾は人気です。今年の夏は、台湾や東南アジアへのOLを中心とした少人数旅行が目立っているそう。1都市滞在型のフリープランが選ばれているようです。

第1位 ハワイ(昨年2位)


昨年僅差で2位でしたが、1位奪還のハワイ。大型ジャンボ就航でメディア露出が増え、注目を集めたのがその理由と考えられています。子供がいる家族や夫婦、カップルに根強い人気です。

夏休みとシルバーウィークの予定をまだ決めていない方、ぜひ旅行計画を!

(参考)
JATA夏休み旅行動向調査2019
JATA夏休み旅行動向調査2018
トラベルウォッチ