レアル・マドリーに所属する日本代表MF久保建英は、フベニルA(U-19以下のカテゴリー)に登録されたようだ。スペインマルカ』が伝えている。

今夏、FC東京からマドリーに加入した久保。新シーズンは同クラブのBチームにあたるレアル・マドリー・カスティージャ(スペイン3部)でのプレーが見込まれている中、そのポテンシャルが評価され、現在はトップチーム選手とともにアメリカでのプレシーズンツアーに参加している。

日本のみならず、スペイン国内でも日に日に注目を集める久保だが、フベニルAに登録されたとのこと。しかし、これは久保がトップチームでもカスティージャでもプレーしやすくなるためのものだそうだ。

リーガエスパニョーラは、スペイン人とEU加盟国以外の選手による外国人枠が3名までと決められている。現在、マドリーにはブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール、ブラジル代表DFエデル・ミリトン、U-20ブラジル代表FWロドリゴ・ゴエスらが在籍しており、通常なら久保はこれらの選手たちと外国人枠を争わなくてはならなくなる。

しかし、ユースチームの選手であれば、トップチームとカスティージャで外国人枠にカウントされずにプレーすることが可能に。これは昨シーズン、序盤はBチームでプレーし、途中からトップチームでの出場機会を増やしていったヴィニシウスにも使われていた方法だ。

当面はカスティージャでプレーすることになっている久保だが、今回の方法で外国人枠に関係なくトップチームでの出場が可能となれば、早い段階で久保がトップチームの選手としてピッチに立つ時が訪れる可能性は高まると言えるだろう。

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