まずは、妊娠線ができる原因やできやすい場所、できやすい時期をお伝えします。
■そもそも妊娠線ってなに?どうしてできるの?
出典:photoAC
妊娠線とは、皮膚の奥の組織(真皮)が裂けてできる断裂線のこと。体形に急激な変化があると、皮膚の表面は体の変化に合わせて伸びますが、真皮などの内側の組織は急激な伸びに耐えられずに、組織が裂けてしまうのです。これが妊娠線の原因。妊娠線は赤ちゃんの成長に合わせて大きくなるママのお腹にできやすいですが、実はお尻やバスト、二の腕、太ももなどにもできる場合があります。
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■妊娠線はいつからできる?妊娠すると絶対できちゃうの?
妊娠線は誰にでもできるものではありません。ママの妊娠の経過や体質などによって、できる人とできない人がいるようです。また妊娠線ができる人の中にも、妊娠初期からできる人もいれば、臨月になって突然できてしまう人など、個人差が大きいことも知られています。そのため“いつからできる”とは断言できませんが、逆に妊娠中であれば“いつでも妊娠線ができる可能性がある”ともいえるのです。
■妊娠線の予防&ケアにはオイルがおすすめ!いつから塗り始める?
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妊娠線の予防には、“保湿”が肝心です!なぜなら、お肌が乾燥していると皮膚の柔軟性が低下し、組織が断裂しやすくなってしまうから。そのため保湿力に優れたオイルでケアすることが、妊娠線予防には効果があるといわれています。人によっては妊娠初期から妊娠線ができてしまうことがあるので、なるべく早い時期から妊娠線予防のケアをするのがおすすめです。遅くても妊娠5カ月ころには、始めておきたいところ。ただし、つわりなどで体調を崩していたり、ニオイに敏感になっていたりする時期には、無理に入念なケアを行う必要はありません。ママの体調を第一にケアをしてくださいね!
■妊娠線予防オイルの塗り方☆お腹だけじゃダメ!
出典:mamagirl2018春号
前述のとおり、妊娠線はお腹だけではなく、お尻や太もも、バストなどにもできる可能性があるので、全身をケアするのが大切です。オイルを手に取り、やさしくマッサージしながらお肌全体にオイルが行きわたるように塗り込みます。使用するオイルの量が少ないと、摩擦によってお肌にダメージを与えてしまうこともあるので、たっぷり使用するのがおすすめ。
■妊娠線予防オイルでケアする頻度は?一日に何回くらい?
妊娠線予防には、乾燥が大敵!そのためお風呂あがりの全身ケアを含め、少なくとも一日に2~3回はオイルを使ってしっかりと保湿ケアするのがおすすめです。もちろんママの体調に無理のない範囲で。商品によっては、一日の推奨ケア回数がパッケージに記載されているものもあります。確認してみてくださいね!
■妊娠線予防のオイルとクリーム、どう違う?
オイルのメリットは、保湿力が高いこと。ほぼ油分で構成されているので、クリームよりは保湿力が高いといわれています。しかしオイルの中には香りが強いものもあるので、香りに敏感な人の中には使いづらいと感じる人もいるようです。対してクリームのメリットは、水分と油分がバランスよく配合されているためお肌になじみやすいこと。どちらも妊娠線予防に優れたアイテムなので、好みに合わせて選びましょう。
■クリームとオイルを併用する場合の使う順番は?
クリームとオイルを併用する場合は、使う順番がポイント!まずは、オイルに比べて水分量の多いクリームを塗って、お肌に水分と油分を補給します。そして、クリームの上からオイルを重ねづけしましょう。クリーム→オイルの順番でケアすることにより、クリームに含まれる水分や油分がオイルで蓋をされるので、お肌を効果的に保湿することができますよ。
■妊娠線予防オイルは香りやメーカーに注目して選ぼう
SNSやママ向け雑誌などでもたくさんの妊娠線予防オイルが紹介されているので、どれを選べばよいか迷ってしまいますよね。そこで今回は、香りとメーカーに注目したオイルの選び方をご紹介します。
・事前の香りチェックは必須!好みに合ったものを
妊娠中は、普段より香りに敏感になることがあります。また妊娠すると、香りの好みがガラリと変わって、それまで好きだったはずの香りが嫌いになったり、逆に嫌いだった香りを嗅ぐと安心できたりすることも。そのため妊娠線予防オイルを購入する際には、なるべく事前に香りをチェックすることをおすすめします。
出典:mamagirlLABO @ saori_heart さん
香りに敏感な人や事前に香りのチェックができない場合は、無香料のオイルを選ぶとよいでしょう。ちなみに、『無印良品』のピュアオイルシリーズは無香料なので「つわりがヒドいときでも使いやすかった。」と先輩ママからも好評のようです。
・国内メーカーと海外メーカー、どちらがよいの?
妊娠線予防専用に作られているオイルであれば、国内外を問わず、品質に差はありません。どれも安心して使えますよ!ただし海外ブランドの妊娠線予防オイルは、オーガニック認証された厳選素材で作られているものが多いので、価格が少々高めの傾向にあります。妊娠線予防は毎日しっかりとケアすることが大切なので、遠慮なくたっぷり使いたいという人はドラッグストアなどで購入できるお手頃なアイテムを選ぶのもよいでしょう。
■【国内メーカー】おすすめ妊娠線予防オイル3選
妊娠線予防に役立つ国内メーカーのおすすめオイルをまとめました。
・ノコア☆ファースト ボディトリートメントオイル
出典:@ tokitasoさん ※アフターボディ トリートメントクリーム(写真左)・ファースト ボディトリートメントオイル(写真右)
『NOCOR(ノコア)』は、「楽天市場」の妊娠線ケアクリームランキングで上位にランクインしている今、大注目の妊娠線ケアに特化した国産ブランドです。「ファースト ボディトリートメントオイル」は妊娠線予防はもちろん、できてしまった妊娠線やひどい乾燥肌のケアのために開発されたオイル。本格的なケアをしたい人にイチオシのアイテムです。やさしいネロリの香り(ビターオレンジ花油)も心地よいですよ。「アフターボディ トリートメントクリーム」と併用するのがおすすめです!ノコア「ファースト ボディトリートメントオイル」100mL 4,157 円(税抜)ノコア「アフターボディ トリートメントクリーム」150g 6,463 円(税抜)
・無印良品☆ホホバオイル
出典:妊娠線VSニベア!プチプラコスメで妊娠線を予防する方法とは? @ n._.n.__baby さん
無印良品は天然植物由来のピュアオイルのランナップが豊富なことでも有名ですよね!中でも、全身に使えるうえ、お肌の水分バランスを整え、乾燥を防ぐはたらきのある「ホホバオイル」が妊娠線予防にはおすすめです。価格も安いので、気兼ねなくたっぷり使えるのもうれしいポイント!また「ニベアクリーム」との併用で妊娠線予防の効果がアップするという先輩ママの口コミも多数あるようです。無印良品「ホホバオイル」200ml 2,490円(税込)
・AMOMA☆出産応援 ラズベリーリーフティーセット
欧米で“出産準備のためのお茶”として知られるラズベリーリーフティーとカレンデュラオイルがセットになったギフトセット。プレゼントにもおすすめです。アモーマ「出産応援 ラズベリーリーフティーセット」3,454円(税抜)
■海外ブランドのおすすめ妊娠線予防オイル5選
妊娠線予防におすすめの海外ブランドのオイルをご紹介します。妊娠線予防に特化したアイテムも豊富ですよ。
・ヴェレダ☆マザーズ ボディオイル
出典:@ copemilkさん
『WELEDA(ヴェレダ)』は、世界的にも有名な自然医薬品メーカーです。そんなヴェレダの「マザーズ ボディオイル」は、助産師の協力のもと開発された信頼のアイテム。一日に2~3回、妊娠線のできやすい部分を集中的にマッサージすることにより、やわらかなお肌へと導きます。香りはローズ・ネロリ・ミルラなどのフローラル系。ヴェレダ公式オンラインショップや「Amazon(アマゾン)」などの通販サイトでも販売されていますよ。ヴェレダ「マザーズ ボディオイル」100ml 4,180円(税込)
・クラランス☆ボディ オイル“トニック”
出典:クラランスのオイルでうるツヤ肌を手に入れよ!乾燥しがちな季節の肌ケアに @ clarinsjp さん
フランスの高級スキンケアブランド『CLARINS(クラランス)』が手掛ける「ボディ オイル“トニック”」は、妊娠線予防や産後のケアにぴったりのオイルです。ハッカのエッセンシャルオイルが配合されているので、スッキリ爽快な気分でマッサージを楽しめます。見た目にも高級感があるので、プレゼントにもぴったり!クラランス「ボディ オイル “トニック”」100ml 8,140円(税込)
・エルバビーバ☆ST マーク オイル
出典:@ nami73tasteさん ※こちらは、旧デザインの「ST マーク オイル」の画像です
オーガニックスキンケアブランド『erbaviva(エルバビーバ)』の「ST(ストレッチ) マーク オイル」は、しっとりうるおうのにベタつかないのが特長。オーガニック認証のエッセンシャルオイルのはたらきにより、ママのお肌を柔軟にキープし、妊娠線を予防します。ちなみに、“ストレッチマーク”とは妊娠線のこと。余ったオイルは、赤ちゃんの保湿ケアとしても使えますよ☆エルバビーバ「ST マーク オイル」120mL 4,900円(税抜)
・フレイオイル☆マッサージオイル
出典:@ aran__mamaさん
『freiöl(フレイオイル)』は、その名のとおり“オイル”に特化したドイツのブランドです。いつくかの種類がある中で、妊娠線予防にぴったりのアイテムは黄色のボトルの「Massage öl(マッサージオイル)」。天然由来の高保湿成分とビタミンEのはたらきにより、妊娠中、急激に変化しがちなお腹や太ももなどのお肌をしっかりと保湿します。フレイオイル「マッサージオイル」125ml 2,178円(税込)
・バイオイル
出典:@ yagigigi1234さん
「Bioil(バイオイル)」は南アフリカでは生まれのスキンケアオイル。世界中で愛されているロングセラー商品で、日本では小林製薬株式会社から販売されています。バイオイルは、保湿効果によりキズ跡やニキビ跡を柔軟にしてキレイに見せてくれるユニークなコンセプトのオイル。そのため妊娠線の予防だけでなく、「妊娠線ができてしまった!」なんてときにも役立ちます。ドラッグストアなどでも市販されているので、ぜひチェックしてみてください。小林製薬株式会社「バイオイル」25ml 700円(税抜)・60ml 1,600円(税抜)・125ml 2,800円(税抜)
■お気に入りのオイルを見つけて早めの妊娠線予防ケアを!
妊娠線は一度できてしまうと、完全にキレイな状態のお肌に戻すのは難しいといわれています。そのためなるべく妊娠初期からオイルやクリームなどを使用して、保湿ケアを行うのがおすすめです。今回ご紹介したクラランスやヴェレダなどのオイルは、こだわりたっぷりの効果的なものばかり。ぜひ参考にしてみてくださいね!※この記事で紹介している商品は、現在店頭にない場合がございます。
(mamagirl)
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