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北海道付近は、これから来週にかけて南から暖かく湿った空気の入りやすい気圧配置が続くでしょう。このため気温、湿度共に高く蒸し暑い日が続きそうです。体調管理や食品の管理に注意して、暑さを乗り切りましょう。

熱中症に気をつけて

人は暑さを感じると汗をかきます。これは汗が蒸発するときに熱を奪って体温を下げようとする機能です。しかし、周辺の湿度が高いと汗は流れるばかりで蒸発しにくくなり、体に熱がこもってしまいます。湿度が高い日に熱中症の危険度が増すのはこのためです。
北海道に暮らす私たちはただでさえ蒸し暑さに慣れていません。明日(19日)以降、札幌や旭川など内陸を中心に最高気温が30度前後まで上がる日が続き、さらにこの暑さに高い湿度が加わりそうです。

朝食を食べて水分と塩分補給を

こまめな水分や塩分の補給はもちろん、屋内では窓を開けて風通しを良くすること、屋外で作業される方は特にしっかりと休憩をとることが大切です。
また、朝食は必ず食べるようにしましょう。そうすることで日中の活動前に自然と水分や塩分、また体に必要なミネラル分を補給でき、汗も出やすくなります。お弁当には保冷剤を一緒に入れておくとよいでしょう。

北海道 蒸し暑さが続きそう