交通事故に遭った時、ほとんどの人がショックを受けてうまく対処できません。加害者や保険会社とのやり取りに疲弊し、心が折れてしまうこともあります。

エッセイ漫画をInstagramに公開している赤井ふみ(kingyoakai)さんも、交通事故に遭ってしまった1人。ですが、ある男性がさまざまな面で助けてくれたのです!

妊娠中の出来事

6年ほど前のこと。妊娠中だった赤井さんは、仕事終わりに車を運転して帰宅しようとしていました。

しかし、車に衝撃が走り…。

間一髪で助かったことを実感した赤井さん。

ショックから動けない彼女を助けてくれたのは、後続車を運転していた男性でした。

赤井さんのために救急車も呼んでいた男性。

赤井さんがマタニティーマークを付けていることに気付いた彼は、電話をする際に妊婦であることもきちんと伝えていました!

周辺の住民や、駆けつけた会社の同僚にも助けられ、赤井さんは病院へ搬送されます。

病院で号泣


赤ちゃんが無事なことを確認でき、安心した赤井さんは号泣。感情を出せたことで、ようやく落ち着くことができました。

家に帰ると、警察から連絡があります。

「加害者である高齢男性に謝罪の電話をさせる」と聞いて、嫌な予感がした赤井さん。

それでも、相手の保険会社についてなど、聞かなければいけないことを整理していました。

加害者からの雑な謝罪


事故を反省していないかのような、高齢男性の反応。この後、赤井さんは自分が加入している保険会社とのやり取りでも難航してしまいます。

嫌なことが続くのですが、こんな心救われる出来事も…。

「きみと赤ん坊を守ってくれた」という言葉を聞いて、赤井さんはお気に入りの車を手放す決心がついたのでした。

後続車両を運転していた男性、再びのフォロー!


妊娠していたため、詳しい検査を受けることができなかった赤井さん。

不安を残したまま、保険会社の対応もすることに…。

赤井さんが自分の加入している保険会社に連絡すると、態度の悪い担当が対応。

簡単に事故の処理が進まない予感が頭を駆け巡ります。

しかし、後日出社すると、心強い助っ人が…!

ドライブレコーダーの映像を自主的に渡しに来てくれた男性。彼は、過去に交通事故で苦い思いをした経験から、被害者である赤井さんのことを全面的に助けてくれたのでした。

「被害者が余計な苦労をしないで済むにはどうしたらいいのか」を考え、男性は対策をシミュレーションしてきたのでしょう。

的確な行動の背景を知り、赤井さんは涙を流しました

赤井さんは、自分の体験をふまえて次のようにつづっています。

交通事故は証拠がものをいいます。これを見て怖いと少しでも思った方は、どうか保険に弁護士特約を入れてドライブレコーダーを付けることを本気で考えて欲しいです。

kingyoakai ーより引用

漫画を読んだ人からは、「自分を守るためにウソをつく人は、本当にたちが悪い」「伊達さん似の男性、神すぎる!」などの感想が寄せられています。

自分の経験を活かし、傷付いた誰かを救おうとする男性の行動に感動させられるエピソードですね。

赤井さんは、エッセイ漫画の続きをInstagramで公開しています。気になった人は、こちらからご覧ください。

Instagram:赤井ふみ(kingyoakai


[文・構成/grape編集部]

出典
kingyoakai