2016年に公開され、社会現象を巻き起こすほどの大ヒットを記録した『君の名は。』の新海誠監督による最新作『天気の子』が、7月19日(金)より公開となる。明日の映画公開に先駆け、本日「小説 天気の子」が発売され、紀伊國屋書店新宿本店での特別展示が始まった。また、17日に発売された「週刊少年マガジン」では巻頭で『天気の子』総力特集が組まれるなど、書籍関連でもさっそく大きな話題を呼んでいる。

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「小説 天気の子」は、10万部でベストセラーといわれる出版状況のなか、初版50万部という驚異的な部数での刊行となった。前作「小説 君の名は。」は、「2016年年間ベストセラー文庫総合1位」に輝いており、現在までに175万部を突破していることから、今作「小説 天気の子」にも期待がかかる。発売日の本日18日午前0時には、紀伊國屋書店新宿本店にて全国各地から集結した100名のファンとのカウントダウンイベントが行われ、参加者には新海誠監督サイン入り原作本の販売を実施。世界で1番早く小説を手にしたファンの表情は、興奮と笑顔に溢れていた。

さらに、本日より紀伊國屋書店新宿本店B zoneでは、「『天気の子』特別展示」が開始。入口には、原作や本編にも出てくる朱い鳥居が設置されており、物語のヒロインである陽菜になりきってくぐることもできる。展示の目玉である「『天気の子』Weather Change Board」という大迫力のボードには雨の降る東京が描かれており、小説購入で、このボードに貼り付けられた特典「天気みくじ」を1枚剥がして持ち帰ることができる。そのほか、パネル展示など新海誠ワールドをたっぷり堪能できる素敵な空間となっている。

また、17日に発売された「週刊少年マガジン」33号では、『もののけ姫』(97)以来22年ぶりとなるアニメ映画表紙として、描き下ろしの『天気の子』イラストが表紙を飾る。巻頭企画では総力特集が組まれ、20Pに及ぶ巻頭カラー企画、新海監督への独占インタビュー、キャストコメントなど充実の内容となっている。計1万字を超えるインタビュー記事は、週刊少年マガジンでは異例中の異例で、映画を観る前でも観た後でも楽しめそうだ。

天気の子』は、少年マガジンだけではなく、「日経エンタテインメント!」、「ニュータイプ」、「CUT」、「MORE」など、現在多数の雑誌の表紙をジャックしている。まさに最高潮の盛り上がりを見せる『天気の子』は、いよいよ明日公開だ!(Movie Walker・文/編集部)

初版50万部という驚異的な部数で刊行された「小説 天気の子」