インドネシア・ジャワ島の高速鉄道プロジェクトは日本と中国が受注合戦を繰り広げ、最終的に中国が受注したことは記憶に新しい。現在は建設工事が行われている最中だが、中国メディアの今日頭条はこのほど、中国が手がけるジャワ島の高速鉄道について、「建設プロジェクトには優れた技術が多数導入されており、中国人として非常に鼻が高い」と主張する記事を掲載した。

 ジャワ島の高速鉄道計画はジャカルタバンドンを結ぶ全長142キロメートルの路線で、総額51億ドルを超えるプロジェクトだ。最高設計時速は350キロメートルに達し、これまで片道3時間以上もかかっていた道のりが、高速鉄道完成後は36分で両都市を結ぶことになる。

 記事は、中国高速鉄道は今や「中国製造業を代表する輝かしい名刺的な存在」となったと伝え、ジャワ島の高速鉄道計画はすべてを中国が手がけるプロジェクトであると強調し、開業後は中国で北京と天津が高速鉄道で結ばれ、人びとの移動が便利になったように、ジャワ島の人びとにとっても極めて利便性の高い鉄道になるはずだと論じた。

 一方、ジャワ島の人びとに利便性を提供するために、建設工事に当たっている中国の工事関係者はさまざまな難工事に直面し、それを克服し続けていると主張。たとえばインドネシアは火山が多く、地形も複雑であるため、多くの場所でトンネル工事が必要になるとしたほか、高温多湿の熱帯気候であるため、レールの腐食にも気をつけなければならない環境にあると指摘した。

 また、インドネシアは特に地震が多い国であるため、地震や津波などの自然災害に対処できる鉄道システムが求められると紹介する一方、こうしたリスクに対処するため、中国は最新のトンネル掘削機を導入しているとしたほか、インドネシアの気象管理部門と連携した自然災害の監視システムも導入する予定だと強調。中国はジャワ島の人びとに利便性を提供するため、最新の技術を導入して高速鉄道を建設していると伝え、その様は「中国人として非常に鼻が高い」と主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

ジャワ島の高速鉄道プロジェクト、最新技術を多数導入で「鼻が高い」=中国メディア