ちょっとした移動に便利と、キックスクーターが近年人気だ。米国などでは行動範囲がさらに広がる電動タイプのシェアリングが定着している。

渋滞とは無縁だし、小回りもきくので便利この上ないが、難点といえば乗らないときの持ち運びがやや面倒なこと。しかしその点を解決したのが、このほどクラウドファンディングサイトIndiegogoに登場した「MiniFalcon」だ。

・バックパックに入る!

MiniFalconは足を乗せるボード部分が若干短いながらも、一見普通のキックスクーターだ。ハンドルも大人の腰の高さにある。しかし実は折りたたんでコンパクトにできるようにデザインされている。

ポールとボードの接合部分で折り曲げられるのは当たり前。MiniFalconのハンドルは左右部分を折り曲げられ、そしてポール部分は3分の1ほどの長さに短縮できるようになっている。

全てをたたむと長さ52センチになり、電車やバスに乗る時にバックパックに入れたり、通勤に使用した後に机の下に置いたりといったことができる。

・スピードは3段階調整

スペックはというと、250Wのモーターを搭載し、傾斜15度までなら坂道ものぼれる。スピードは3段階で調整でき、最高スピードは時速25キロだ。

航続距離はスピードで異なり、10〜15キロとさほど長くないが、街中のちょっとした移動や、バスや電車などと組み合わせて使うには十分だろう。

MiniFalconは現在クラウドファンディングサイトIndiegogoで資金調達中。今なら329ドル(約3万6000円)の出資で入手できる。この手のものにしてはリーズナブルプライスとなっていることもあり、すでに目標額は達成している。出資期限は8月14日

MiniFalcon/Indiegogo

折りたためる電動キックスクーター「MiniFalcon」