香港貿易発展局は2019年7月17日(火)、今年で30周年を迎える地元最大規模の書籍見本市『香港ブックフェア』を香港コンベンション&エキシビション・センターで開幕しました。「SFとミステリー」を主要テーマに、世界39カ国・地域から686社・団体が出展。6年連続となるジャパンパビリオン(日本館)も、日本政府観光局(JNTO)や自治体企業を中心に、過去最大規模でプロモーションを行います。会期中には、人気作家の湊かなえさんや、香港と日本の架け橋として活躍されているアグネス・チャン(陳美齢)さんが参加するイベントも催されます。

「一般書籍(General Books Pavilion)」「国際文化村(International Cultural Village)」「子供の楽園(Children’s Paradise)」「英語の小径(English Avenue)」など、15のテーマ別ゾーンも開設されます。7月23日(火)まで7日間の会期中には、セミナー、カルチャーパフォーマンス、ストーリーテリング・セッションなど310以上のさまざまなイベントも開催されます。

『香港ブックフェア』には世界各地から良書が豊富に集まります。国際文化村には日本、フランスドイツイタリアなどのナショナルパビリオンの他、欧州連合(EU)パビリオンなど33カ国・地域からパビリオンが出展します。ジャパンパビリオンには、富山県石川県福井県長野県などの初参加勢を含む14の地方自治体が出展しており、日本政府観光局(JNTO)やKADOKAWAと協力し、地元に関連した書籍やカルチャーグッズを展示する他、アニメやマンガに関連した仮想現実(VR)ツアーが体験できる催しも行います。

一般社団法人アニメツーリズム協会ブースには、新潟県埼玉県、四国ツーリズム創造機構、徳島県、南鹿児島などの自治体・団体が参加して、各地域の文化的なコンテンツについて情報を発信し、各地元へのインバウント(訪日外国人)拡大を図ります。書籍の展示会ながらも、旅行関連商品を合わせて販売することで、各ブースに来場した方々が、「ぜひ、この場所に訪れてみたい」「今すぐ“聖地巡礼”に出掛けたい」と思わせる趣向が施されています。

『香港ブックフェア』の人気イベントである現役の作家による「ワールド・セミナー・シリーズ」では、アート、映画の美学、高齢化などをテーマにしたプログラムが組まれ、今年も海外から多数の参加が予定されています。日本からは、KADOKAWAが招へいし湊かなえさんが7月21日(日)午後3時から4時半に222-223会議室で講演を行います(満員のためオンライン入場登録は締め切り。当日の空席状況により入場順番待ちの可能性あり)。その他の注目作家には、在香港・マカオフランス総領事館が招へいしたSF作家・ベルナール・ウェルベルさん、EUの在香港・マカオ事務所が招へいしフィンランドのセリヤ・アハバさんなどがいます。

配信元企業:香港貿易発展局 東京事務所

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