20代フリーターの年収「16~20万円」が最多

レバレジーズは7月18日、20代フリーターに関する調査結果を発表した。調査は今年6月にネット上で実施し、同社運営の「ハタラクティブ」登録者で現在フリーターの20代男女410人から回答を得た。

平均月収を聞くと、最も多かったのが「16~20万円」(33.8%)。次いで「21~30万円」(27.3%)、「11~15万円」(19%)、「10万円以下」(15.8%)と続く。「31~40万円」は2.8%、「60万円以上」は1.3%に留まった。

20代の平均月収(国税庁2016年民間給与実態統計調査)の22万9100円に届く20代フリーターは3割に満たないとみられる。

10年後に稼ぎたい月収、男性の4人に1人が「60万円以上」

安心できる月収を聞くと、「21~30万円」(男性59.2%、女性55%)が最多。次いで男性は「21~40万円」(18.4%)だが、女性は「16~20万円」(27.5%)となった。世帯構成で見ると、実家暮らしより一人暮らしの方が安心出る月収は高い傾向になる。

10年後に稼ぎたい月収を聞くと、「31~40万円」(男性53.1%、女性42.2%)が最多。次いで男性は「60万円以上」(25.5%)、女性は「21~30万円」(36.7%)と男性の方が稼ぎたい月収は高い傾向にある。

安心できる月収同様、実家暮らしより一人暮らしの方が10年後に稼ぎたい月収は高い傾向にあり、月収60万円以上を希望する一人暮らしは35.5%なのに対し、フリーターは18%となった。

1年以内に正社員になりたい人は83.5%にのぼる。時期は「なるべく早く」(43.8%)が最も多かった。