バイエルンが、セルタに所属するスペイン代表MFブライス・メンデス(22)に関心を寄せているようだ。ドイツ方面の情報をもとにスペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。

今夏に退団した元フランス代表MFフランク・リベリ(36)と昨シーズン限りで現役を引退した元オランダ代表FWアリエン・ロッベン(35)の後釜を探すバイエルン。これまでにマンチェスター・シティドイツ代表FWレロイ・ザネ(23)やバルセロナフランス代表FWウスマーヌ・デンベレ(22)、チェルシーイングランド代表FWカラムハドソン=オドイ(18)らをリストアップしていると見られているが、交渉は難航している。

そこで、ドイツ王者が新たにリストアップしたのがメンデスだ。セルタの下部組織で育ったメンデスは187cmと大型ながら左利きの技巧派であり、中盤の複数のポジションをこなせるポリバレントな選手。昨シーズンから右ウイングの主力に定着すると公式戦32試合で6ゴール7アシストを記録し、昨年11月にはスペイン代表デビューを飾っている。

同選手の契約解除金は2500万ユーロ(約30億2000万円)で、『ムンド・デポルティボ』は合理的な金額だという見解を示している。先日にはオドイに4500万ポンド(約61億円)のオファーを出すと報じられたバイエルンだが、新ウインガーは誰になるのだろうか。

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