セグンダ・ディビシオンスペイン2部リーグ)のマラガが、昨シーズン限りでレスターを退団した日本代表FW岡崎慎司の獲得を画策しているようだ。地元紙『ディアリオ・スール』が19日に報じている。

 マラガの今夏の補強ターゲットとして岡崎の名前が挙がっているという。同クラブは岡崎の他にも、マインツに所属しており昨シーズンはエールディビジのフォルトゥナ・シッタートにレンタル移籍していたホセ・ロドリゲスの獲得にも動く模様だ。同紙によると、マラガはオーナーを務めるアブドゥラ・アル・タニ氏の承認を待っている状態で、同氏からの許可が下り次第、本格的な獲得交渉がスタートする見込みだ。

 2017-18シーズンのリーガ・エスパニョーラを最下位で終え、10季ぶりに2部降格の憂き目に遭っていたマラガ。2012-13シーズンにはチャンピオンズリーグでベスト8進出を果たしており、かつてはスペイン代表MFイスコ(現レアル・マドリード)や同代表MFサンティ・カソルラ(現ビジャレアル)もプレーしていた。マラガは昨シーズンのセグンダ・ディビシオンを3位で終えたものの、昇格プレーオフでデポルティーボに敗れ、今シーズンも2部リーグで戦うことが決まっていた。

 岡崎は昨季限りで4シーズンを過ごしたレスターからの退団を発表。タイの強豪であるブリーラム・ユナイテッドからの関心が報じられながらも、同選手自身はヨーロッパでのプレー続行を希望していた。果たして、岡崎は“アンダルシアの古豪”でプレーすることとなるのだろうか。同選手の去就に注目が集まっている。

岡崎にマラガ行きの可能性が浮上 [写真]=Getty Images