こんにちは。数秘術カウンセラーの阿蘇湧真です。2019年7月は、それぞれが次のステージに移行し始める「スタート」の時期。“未来に向かって一歩を踏み出す”タイミングです。7月もいよいよ後半。自分の人生の方向性を定め、流れを作っていきましょう。
新しい自分で目の前のことを
「新しい一歩を踏み出す」というのは、「今の仕事を辞めて、新しい仕事をする」、「今の環境から別の環境に移る」という事だけではありません。
もちろん、それも勇気ある行動ですが、なかなかすぐには現実的に変えられないという方もいらっしゃるでしょう。
そんな場合は、まず「新しい自分になって、今、目の前にあることに取り組む」ということにチャレンジしてみましょう。
自分が生きたい「未来」があるとします。その「未来で生きる自分」になって（そういうイメージをして、そういう態度で）、目の前の仕事をしてみるのです。もし「ハッピーな未来」を生きたいのであれば、ハッピーな自分になって今の仕事にトライし、ハッピーな自分でいつもの電車に乗り、ハッピーな自分になって、人とつき合うことです。
一流になりたいのであれば、一流の自分になって、仕事をして、一流の自分になって、オフの時間を過ごし、一流の自分になって、日常の問題と向き合うことです。それが、「未来に一歩踏み出す」ということです。
この視点で考えると、どんな人でも、どんな状況にいても、“今この瞬間”に、未来への一歩を踏み出すことができます。この“一歩”が踏み出せるかどうかが、新しい未来に向かえるかどうかを決める、大きなキーポイントになります。
新しい未来への一歩を、今この瞬間に踏み出してみましょう。
心の方向性を見つめる
その昔、生まれながらにして職業が決められている時代がありました。「武士は生まれながらにして、死ぬまで武士…」というように、職業選択の自由がなかったのです。
そんな時代の人々の関心ごとは、「どんな人間になるか」ということだったそうです。職業が選べなかった時代だからこそ、「どんな仕事に就くか」ではなく、「どんな人物になっていくか」という、内面的なゴールを持つことが重用視されたわけですね。
現代に生きる僕達は、当時の人々に比べて、選択はかなり自由になりました。でも、そんな中、多くの人が生きる虚しさを感じているのは、「どんな仕事に就くか」ばかりが重要視されて、「どんな人間になりたいか」という“心が向かう方向性”を見失ってしまったからです。
多くの人は「なりたいものになれれば幸せになれる」と思っています。理想の職業や収入、パートナーが手に入れば、幸せになれるような気がするのです。
でも、実際に多くを手にしても不幸な人はたくさんいます。それは、本当の幸せや成功というのは、物理的な条件ではなく、「人間性」がつくりだすものだからですね。
「何がしたいか」よりも、「どんな人間になりたいのか」。ここが定まると、人生のブレがなくなります。
なぜなら、すべての仕事は、なりたい人間になるための「手段」でしかないことに気がつくからです。「人間性のゴール」が定まると、それが自分の武士道になります。
あなたにとっての「こういう人間になりたい」という内面的なゴールはありますか？
そのヒントは、小さいころの夢や憧れ、尊敬する人物、大好きな映画や本など、至る所に隠れていますよ。
【数秘術とは】
２５００年前のギリシャの数学者であるピタゴラスによってまとめられた数字をエネルギーとして捉え人生や万物を読み解く学問。この考え方が「カバラ数秘術」としてユダヤ民族の間で受け継がれ、長い歴史の中で統計学として進化。タロット占いや西洋占星術の元となる。ユダヤ人の大富豪やニューヨークのセレブの間では「人類最高の知恵」として熱烈な支持を受けている。簡単な計算だけで、生年月日から才能、運命、使命などあらゆることが読み解けてしまう「魔法のメソッド」。
阿蘇湧真
心理学、脳科学、東洋思想など幅広く学び、心の仕組みや、毎日が楽しくなる考え方をわかりやすく発信。現在まで4冊の本を出版。
無料メールマガジン「心の新聞紙」は現在まで2500件以上配信。
カウンセラーとして個別のご相談にお答えする傍ら、セミナー講師、作家として活動。
数年前より〝誕生日から運命を読み解く〟「数秘術」を学び始め、「数秘術カウンセラー」としてカウンセリング、セミナー活動を行う。
2018年、待望の最新の数秘術「アセンション数秘術」を確立。新しい数秘の読み解きを公開し、「自らの数字を使い、人生を変革させる」セミナー、ワークショップを開始。
《阿蘇湧真ホームページ》
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