【元記事をASCII.jpで読む】

 東芝とシャープの合弁会社として、Dynabookで開発と製造が続いているdynabookシリーズ。かつてアラン・ケイが提唱した「ダイナミック」と「ブック」を併せた造語であり、今も根強いファンが存在している。筆者も初めて持ったノートパソコンdynabookシリーズだった。もう10年以上も前の話にはなるが、当時のバイト先の後輩から中古で譲り受けたものだったが、それから約5年、延べで10年以上稼働し続けられたのに驚愕したことを、今もまだ鮮明に覚えている。

 「堅牢で高耐久」「圧倒的に長寿命」ゆえに「最高峰のコストパフォーマンス」。それが筆者がいまだに持っているdynabookに対するイメージだ。

 「dynabook UZ63/M」は、薄型軽量ボディーでモバイルマシンとして活躍する13.3型ノートパソコンだ。前回に引き続き、今回は性能面について紹介する。

ビジネス用途なら十分な性能

 dynabook UZ63/Mは、ウェブ直販サイトDynabook Direct」限定モデルとなっている。CPUCore i5-8250U/Core i7-8550U、8GBメモリー256GB SSD/512GB SSDという構成だ。試用機のスペックは、Core i5-8250U、8GBメモリー256GB SSDを搭載している。この構成であれば、6万8256円引きで10万9944円(Officeなしの場合)から購入できる。

 まずは定番のCINEBENCH R20から見ていこう。結果は、マルチコアが1143cb、シングルコアが354cbとなった。数値としては十分ビジネスシーンで活躍できる数値だ。Core i5でも2世代前のCore i7とほぼ変わらないため、少し古めのCore i7搭載マシンからの買い替えでも、CPUに関してはまったく性能は劣らないといえる。

 次はPCMark10のテスト結果を見ていこう。マシンの基本性能を示す「Essentials」で7202スコアー、ビジネスアプリの性能を示す「Productivity」で5754スコアーと、いずれも快適さの目安となる5000スコアーを超えているので、ウェブブラウジングや動画視聴、Officeソフトを使った作業であれば快適にこなせるだろう。

 次は3DMarkテストだ。今回実施したのは、Time SpyFire StrikePart1とし、Cloud GateとNight RaidSky DriverPart2とした。まずはPart1の結果から見ていこう。

 DirectX 11のテストであるFire Strike、12のテストであるTime Spyともに振るわない結果となった。やはり重量のあるゲームタイトルや、重めのクリエイティブ用途での使用は厳しいという結果になった。次はPart2を見ていこう。

 Part2の結果からは、軽量なタイトルであればゲームプレイできるようなスコアとなった。気分転換にブラウザーゲームで遊んだり、軽めの写真編集といったていどであれば、問題なくこなせるだろう。

 次はゲームベンチの結果も見ていこう。今回使用したのは、ゲームベンチとしては定番のファイナルファンタジーXIVの新ベンチである「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」だ。紅蓮のリベレーター ベンチマークからの変更点はあまりないが、ポイントシーン1の冒頭20秒くらい部分(大剣のカッコいいエフェクトが出るところあたり)とシーン3のFateバトルシーンだ。この2シーンで大きくマシンに負荷がかかるため、スムーズに動くように設定を調整するとよい。

 今回は対象がノートパソコンなので、設定はノートPC用で実施した。HD解像度の高品質と標準品質、フルHDの標準品質の3パターンで検証してみた。

 フルHD解像度では、標準品質(ノートPC)設定で1578(設定変更を推奨)という厳しい結果が出てしまったが、HD解像度であれば高品質で2329(普通)、標準品質では3008(やや快適)という結果だった。dynabook UZ63/Mプレーするのであれば、HD解像度の標準品質まで落としてプレイした方がいい。自宅でデスクトップなどの高性能なマシンプレーし、外ではちょっとしたレベル上げや仲間などとのコミュニケーションなど、いわゆる簡単な「作業」レベルにとどめておけば、できなくもない。

 次は、比較的軽量な「ドラゴンクエスト X ベンチマーク」をチェックみた。こちらではフルHD解像度を固定して、最高品質と標準品質、低品質の3種で計測した。

 最高品質、標準品質ともに「普通」という結果だったが、低品質にすると5379スコアーで「快適」という結果になった。標準品質以上でもプレーはできるが、人気の狩場など大人数が集まる場所では品質設定を落とす必要があると思う。

ビジネスシーンで快適に過ごすなら十分な性能!息抜きに軽いゲームでも遊べる!

 普段使いやお仕事などで使う分には十分な性能を見せてくれたdynabook UZ63/M。また、ちょっとした隙間時間で、例えばブラウザーゲームなど軽めのタイトルプレーするくらいであれば問題ない。お仕事にレポート作成に、そして気分転換もできる1台だ。ノートパソコンを買い替えを考えてる方は、増税前にいかがだろうか。

10万円台でしっかり作業できる薄型軽量13.3型ノートPC「dynabook UZ63」