[記事提供:芸能人が日本一通うApple GYM(アップルジム) https://applegym.jp/]

 『食事は腹八分目がちょうど良い』という言葉、よく耳にすることはないでしょうか?

厚生労働省も食べ過ぎないこと(腹八分目)は肥満防止(メタボリックシンドローム予防)になると明らかにしています。

でも、腹八分目と言われてもなかなかピント来ませんよね?

『腹八分目を目指して食べていたのに、いつの間にか満腹になってしまっていた…』というのはよくあるかと思います。

今回は腹八分目を見極める方法をご紹介していきます。

どうして腹八分目なのか?


① 胃腸が休まり、調子が良くなる

現代人の食生活は、よく『食べ過ぎ』と言われています。

いつも何気なく口にしているものでも、間食を含めばその食事回数は結構な数になりますよね。

食事の量が増えれば増えるほど、それを消化するために胃腸は働き続けます。つまり疲れるのです。

一度の食事を消化し終えてまた新たな食事を消化…これでは胃腸が休まる暇はありません。

ずっと働き詰めの胃腸は、やがて疲れて機能が低下してしまい消化不良や便秘になる可能性があります。

そのため腹八分目の食事量をキープし続けることで、胃腸の仕事量を減らし、少し休ませることができるのです。

・合わせて読みたい→
食欲を抑えられない原因は◯◯不足(https://cocokara-next.com/lifestyle/cause-that-can-not-suppress-appetite/)

② カロリー過多で太らなくなる

食事の量が増えると、単純に太りやすくなります。食べたもののカロリーが高ければ高いほど、たくさん食べることでカロリー過多になってしまいます。

腹八分目の食事量をキープすると、食べ過ぎによるカロリー過多を防ぎ、脂肪が付きにくくなります。

運動しない日に食べ過ぎると、当然余ったカロリーが脂肪になります。

腹八分目を目指すことは、『消費できる分だけ食べる』ことに繋がり、カロリー過多を防ぐのです。

③ 生活習慣病の予防

現代人に起こりやすい生活習慣病。

脳梗塞・脳卒中

動脈硬化

心筋梗塞

これらは、どれも血糖値や血圧の問題で起きます。

食事量を減らすことで糖分や塩分の摂取量が下がり、結果的に血液がサラサラになる効果が期待できます。

血液がサラサラになれば血流が巡りやすくなるため、病気の予防をはじめ健康的なメリットが多くなります。

食事量が増えると、その消化のために胃腸に血液が集中します。

腹八分目はこれを防ぐことからも、血流を良くするとされています。

腹八分目のボーダーラインとは!?

食事は20分以上かける

何かと時間に追われがちな現代人は、ついつい早食いになることが多いようです。

実は早食いになってしまうと、満腹感に上手く気づけずに食べ過ぎてしまうので要注意。

食事によって満腹中枢が刺激され、脳が満腹と感じるのは食事から約20分後です。

つまり、20分以内に食事を終えてしまっては満腹感に気づけないということ。

もしも今まで早食い気味に食事を摂っていた人は、今後は20分以上の時間を見積もって食事をしてみましょう。

時間をかけて食べるほど腹八分目のサインを見つけやすくなりますよ。

『もう少し食べたい』くらいが理想

腹八分目と言われるのは、『もう少し食べたいな』と思えるラインです。

『お腹が空いている』と感じるわけではないけれど、『もう食べられない』と感じるわけでもないというのが腹八分目。

一口食べて飲み込んだ後は、『まだ食べたい?』と自分で自分に訊ねてみましょう。

空腹ではないけど欲を言えばもう少し食べたいな、ぐらいであれば腹八分目なので、そこで食事は終了。

腹八分目に抑えるポイント

噛む回数を増やしながら食べる

一口で噛む回数は、最低でも20回は超えるように目指してみましょう。

噛む回数が減ってしまうと、

・食事にかかる時間が減る

消化不良を起こしやすくなる

・満腹感が得られない

噛む回数が増えれば満腹中枢が刺激されやすくなるため、腹八分目を見逃しにくくなりますし、食事にかかる時間も増えて食べ過ぎを防ぐことができます。

最初はスープ類から飲む

スープや汁物系の料理があるときは、そこから食事を始めていってください。

汁物はお腹が膨れやすいですから、満腹感を感じる手伝いをしてくれます。

できれば野菜類の含まれたスープ系の料理が理想です。

野菜は食物繊維が多く含まれているため、血糖値の上昇を緩やかにし、食後の腹持ちを良くしてくれます。

味噌汁野菜スープなどを毎食付け合せておくのがおすすめです。

[記事提供:芸能人が日本一通うApple GYM(アップルジム) https://applegym.jp/]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

知っておきたいダイエットの『腹八分目』その見極め方とは!?