近年注目を集めている地方移住。

地方での暮らしにはどんな魅力があるのでしょうか。

さまざまな理由で地方移住を決意し、いきいきと暮らす3つの家族をご紹介します!

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漫画を描くために地方へ移住。ついにマイホームをゲット!

漫画家の市橋俊介さんが山梨の田舎に移住したのは、新しい漫画『ぼっち村』の制作のためでした。

編集部の勧めもあって、田舎での自給自足体験を漫画にするため、築200年の古民家へ移住することに。

昔から富士山が見える田舎への移住に憧れがあったという市橋さん。

しかし、移住はとんとん拍子には進みませんでした。

最初に住んだ古民家は大家さんとのトラブルで1年で引っ越しをするはめに。

次の移住先も、思わぬ形で大自然の厳しさを知ることになり、転居を余儀なくされました。

そして、引っ越しすること4回目でついに田舎に自宅を購入。現在は田舎暮らしをのびのびと楽しんでいます。

移住前はいろいろなことを考えて不安になってしまいますが、市橋さんのように体当たりで飛び込んでみるのも、自分にあった田舎暮らしの形を見つける近道になるかもしれませんね。

 

DIYリノベで憧れの古民家カフェをオープン!

東京から千葉県茂原市の田舎に移住した今野さん夫婦。

地方移住では「仕事をどうするか」がネックになる人も多いかもしれません。

今野さん夫婦が選んだのは、ブックカフェでした。お店の名前は「コーヒーくろねこ舎」。

ご主人がDIYで古民家をリノベーションし、憧れのカフェ経営をスタートさせました。

お店兼自宅の古民家は、専門の不動産サイトで見つけたのだとか。

地方移住を目標にしている人に向けた古民家交流会にも参加して、先輩移住者の声や、同じ夢を持つ仲間に出会えたのも、移住の後押しとなりました。

東京ではありえないくらいゆったりとした空間でカフェを経営し、積極的にイベントに参加するなど、地域活性化にも一役買っています。

暮らしやすさに加えて、“やりがい”まで見つけた今野さん夫婦。

憧れのスローライフを実現して、人生が大きく変わったようです。

移住を機に夫婦で新しい人生をスタート!

ミュージシャンとして活動してきた紘一さんは、安定した職と暮らしを求めて、地方移住を検討。

子どもが大きくなってくると賃貸アパートは手狭になってきます。

都会で広い物件を探すと賃料がどーんと上がりますが、田舎ならそんな心配もありません。

安くて広々した家が手に入り、周囲は自然がいっぱいで、子どもを育てるには申し分ない環境です。

最初に思い描いていたのは「薪ストーブのあるログハウス」でしたが、地元の工務店に出会い、和風建築の家にすっかり魅了されてしまいました。

移住後の仕事とはというと、夫が会社員として働く一方で、妻は農業大学校を卒業し、本格的な農業従事者となりました。

地元のマルシェで妻が育てた野菜を販売し、夫はボランティアで音楽活動も再開するなど、都会暮らしの頃よりはるかに充実した生活になった一家。

いきいきと輝く両親の姿を見て、子どもたちも夢を大切にする大人へと成長してくれそうですね。

ぜひ自宅でも試してみてくださいね!

 

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