同僚といえど、評価によってボーナスの支給額は個々で大きく変わってくる場合もある。
『Yahoo!知恵袋』に、同僚や後輩とボーナスの話をしていた際、「正直に支給額を話してしまった」がために、関係が悪くなってしまったという相談が寄せられた。
■ボーナス支給額を正直に話したら…
ボーナスの明細を渡され、同僚と年上の後輩2人で談笑していた際、同僚から「ボーナスいくらだった?」と聞かれたという投稿者。
「そのまま正直に話した」ところ、その場にいた年上の後輩が「今期〇〇は失敗して1つ仕事をなくしているのに俺より多いのはおかしい」と言って怒り出してしまったのだそう。よほど腹を立てたのか、後輩はその後上長にも「チクった」ようで、投稿者は上司から怒られてしまう羽目に…。
■今後の付き合いをどうすれば
その後輩とはこれまでとても仲がよく、愚痴をこぼし合うような間柄だった。しかし、今回の件を受けて「この場合僕はどうしていけばよいでしょうか?」と今後の接し方に悩んでいる様子。
なお、仕事を1つ失ってもボーナス支給額が多かった事情については、「今期確かに1つ仕事を無くしてしまいましたが、猛省して自分なりに改善して、その後の会社からの評価は良かったのではないか」と自己分析している。
このことをふまえ、怒っている後輩にどう謝るべきか、他ユーザーに意見を求めた。
■「給料の話はタブー」「時間が解決」
このトピックには、「こういったトラブルになるので、給料やボーナスの話はタブー」といった指摘が相次ぐことに。
「こうした問題が発生するので、自分の給与、ボーナスを公表することはタブーとされています。別に悪いことをしたわけではないので、謝罪する必要もないのでは? いままで通り仕事をするだけです。時間が解決してくれるでしょう」
「あなたが普段の仕事振りで失敗を挽回してそれを会社が正当に評価しただけなのでしょう。裏を返せば、その後輩はあなたの失敗をほくそ笑んでいたってことでしょう。訳のわからん謝罪なんかしたら年のこともあるから立場が入れ替わっちゃうよ」
「年上で仲がよいとはいえ、社内で先輩に対する態度じゃないなー。謝罪の必要はないし、付き合いをやめては」
後輩への対応については、「謝罪をする必要はなく、時間が解決するのを待つべき」といった助言が目立った。
■ボーナスを貰う予定の人は約半数
ボーナス支給額を正直に話してしまったために、とんだトラブルになってしまった投稿者。一方で、「ボーナスが支給される」ことについて、様々なことを思った人もいるのでは。
しらべぇ編集部が全国の20~60代の有職者の男女661名を対象に実施した調査では、全体で52.3%の人が「ボーナスが出る予定だ」と回答している。
年収別に見てみると、500万~1,000万円の人々が高い割合を占める結果に。
このトラブルを教訓に、たとえ親しい同僚や先輩・後輩であっても「給料やボーナスの話はタブー」であり、思わぬ事態を招きかねないということを、心に留めておきたい。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年11月17日~2017年11月20日
対象:全国20代~60代の有職者男女661名(有効回答数)
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