温泉(DAJ/Thinkstock/画像はイメージです)

人間は誰しも飽きやすいもの。趣味や仕事だけでなく、恋愛や夫婦の関係においてもお互いに飽きてしまい、マンネリに陥ることが少なくない。

しらべぇ編集部の調査では、男性の45.6%、女性の53.1%が「パートナーとマンネリになったことがある」と回答している。こうした状況はいったん陥ってしまったら、もう取り返しがつかないのだろうか。

 

■2割にマンネリ解消経験

しらべぇ編集部は、全国20〜60代のパートナーとマンネリになったことがある男女651名を対象に調査を実施。解消に効果がありそうな「話し合い」と「旅行」に絞って、それぞれマンネリから脱出するのに効果があった割合を調べてみた。

まず、「話し合い」でマンネリを解消した人の割合は…

マンネリ

全体の22.9%が「話し合いで解消した」と回答。お互いが腹を割って話し合えば、ある程度の効果があることがわかる。一方、8割は解消しておらず、話しても意味がないのか、そもそも話し合う気にならないのか…という人が圧倒的な多数派だ。

 

■旅行で解消した人の割合は…

とくに同居している夫婦の場合、生活感あふれる家の中でいつも顔を合わせていると、お互いにうんざりする…といったケースも少なくないだろう。そこで「旅行で解消した」と答えた人の割合はというと…

マンネリ

結果的には、ほぼ「話し合い派」と変わらず、全体の22.6%が旅行でマンネリ脱出に成功しているようだ。

 

■男女の心理は異なる?

それぞれの回答を男女別で見ると、じつは大きな心理差があることも判明している。

マンネリ

そもそも、パートナーとのマンネリ経験は、女性のほうが8ポイントほど多かった。つまり、女性のほうがマンネリになりやすい傾向が見られるが、「話し合い派」「旅行派」とも男性が女性を上回っている。女性は一度マンネリになってしまうと脱出しづらいのかもしれない。

ただ、男性では「旅行派」のほうが多いが、女性は「話し合い派」のほうが割合が高い。旅先では、気分も変わってスキンシップを持ちたくなる人もいるだろうが、男性に対してはこうした方法が効果的な可能性も。

一方で女性に対しては、旅に出てごまかすよりはしっかりと向き合って話し合うほうが、まだマンネリ解消の可能性があると言えるだろう。

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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2018年12月14日~2018年12月17日
対象:全国20代~60代のパートナーとマンネリになったことがある男女651名 (有効回答数)

マンネリ解消には「旅行」と「話し合い」どちらが効く? 男女で違いも