レアル・マドリードは今夏の移籍市場におけるコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスの売却に関する条件を確定させた模様だ。20日付のスペイン紙『マルカ』が伝えている。

 レアル・マドリードを率いるジネディーヌ・ジダン監督の構想外となっているJ・ロドリゲスは、今夏中の移籍が決定的と見られている。ナポリアトレティコ・マドリードが関心を示していると報じられており、同選手の去就には注目が集まっていた。

 今回の報道によると、レアル・マドリードはJ・ロドリゲスの売却額を4000万ユーロ(約48億円)程に設定した模様だ。現時点でアトレティコ・マドリードからの具体的なオファーは届いていないものの、条件を満たすオファーが届いた場合は“禁断の移籍”も辞さない構えだという。ナポリは既に同選手獲得のためにレアル・マドリードと接触していると伝えられている。

 J・ロドリゲスコパ・アメリカ2019に出場していたため現在休暇を与えられており、7月29日レアル・マドリードのトレーニングに合流する予定となっている。しかし、トレーニングに合流しても構想外の状況は変わらないと見られており、J・ロドリゲス側は合流日の29日までに移籍先を確定させておきたいと考えているようだ。

今夏のレアル退団が決定的となっているハメス [写真]=Getty Images