怒り・少女(torwai/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

自分よりキレイな親友が憎い。そんな共通の苛立ちを募らせていた10代の少女らが、当局も驚くような残忍な方法で友人を殺した疑いで拘束された。

 

 ■変わり果てた姿で発見された17歳の少女

ロシアの廃ビル内にて、17歳の少女の遺体が発見された。

ズタズタに傷つけられていた少女の顔面は、あまりにも損傷が酷かったとのこと。同少女は「耐え難い拷問を受けた末に首を絞められ亡くなった」と当局は断定した。

手口が残忍だったこともあり、当局は当初「正気を失った男による犯行ではないか」との予想を立て、捜査を開始したという。

 

■少女2人が捜査線上に…

しかし調べを進めるうち、被害者と親しくしていた16歳の少女2名が捜査線上に浮上。殺人の容疑で逮捕されたふたりは、「だってあいつ、自分のほうが美人だなんて思っていたんだもん」と驚くような発言をしたという。

その後の調べで、このふたりは少女を廃ビルに連れ込み瓶で頭部を殴りつけ、その衝撃で割れた瓶の破片で少女の顔面を傷つけたことも判明した。

■少女らを凶行に走らせたもの

当局によると、少女らは被害者の「自信」を「驕り」であると感じ憤怒。「あの態度が気に入らなかった」「美人だからって偉そうだった」とも犯行の動機を明かしたという。

ちなみに被害者も含め3人とも一般的な家庭の出身だったというが、拘束されている少女らについては「荒れていた」という証言も。しかし遺体が発見されたというニュースを聞いた時には逮捕を恐れたのか、怯えた様子を見せていたという。

この件で有罪が確定すれば、少女たちは最長15年の実刑判決をくだされる可能性がある。

 

■容姿に自信がある人は少ない

容姿に自信があると明かしたばかりに、親しくしていた「親友」に殺されたとみられるこの少女。

実際に、自分の外見に自信がある人はどれほどいるのか。しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女1,732名に「自分の容姿についてどう思うか」に関する意識調査を実施したところ、10代女性の1割弱が「容姿端麗だと思う」と答えている。

多感な時期とはいえ、ちょっとしたことに怒りを爆発させてしまった加害者たち。そんな彼女たちが「一番美しい時期」を刑務所内で過ごす可能性は、限りなく高そうだ。

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(文/しらべぇ編集部・マローン小原)

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2019年3月22日~2019年3月27日
対象:全国10代~60代の男女1732名 (有効回答数)

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