次々とヒット作や話題作を放つテレビ界の大物女性プロデューサー、ションダ・ライムズが手がける政治ドラマスキャンダル 託された秘密』で、7シーズンにわたり米国大統領フィッツジェラルド・グラントを演じたトニーゴールドウィンが、米HBOでJ・J・エイブラムスが手掛ける新作ダークファンタジーホラーに出演することが明らかになった。米Deadlineなど複数のメディアが報じている。

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Lovecraft Country(原題)』というタイトルのこの新作は、『ゲーム・オブ・スローンズ』や『ウエストワールド』など、映画超えのスケールで作品を製作することで知られるHBOが手掛け、パイロット版なしで一気にシリーズ化が決定した事でも注目を集めている。

本作は、米国出身のスリラー小説家マット・ラフが2016年に刊行した同名タイトルが原作。ジム・クロウ法施行後の1950年代黒人差別がいまだ根強く残る米国が舞台となっている。アティカス・フリーマンは、叔父のジョージと友人のレティーシャと主に、消息不明の父を探す旅にでる。だがその道中で、白人至上主義の米国で直面する人種差別とモンスターたちに苦しむという物語。

主人公アティカスにジョナサンメジャース(『ホワイトボーイリック』)、叔父のジョージ役にコートニー・B・ヴァンス(『アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件』)、友人レティーシャにジャーニー・スモレット=ベル(『トゥルーブラッド』)がキャスティングされている。

今回出演が決まったトニーは、一家の家長サミュエル・ブレスホワイトを演じる。娘のクリスティーナを含め人間を資産や物としか思わず、部外者は劣等者とみなすような人物だという。

そのほか、マイケル・ケネス・ウィリアムズ(『ハップとレナード ~危険な2人~』)、ウンミ・モサク(『ブラックミラー』)、アーンジャニューエリス(『クワンティコ』)、ジェイミー・ハリス(『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』)、アビー・リー(『ダークタワー』)、ジェイミー・チャン(『The Gifted ザ・ギフテッド』)、ジョーダンパトリックスミス(『ヴァイキング ~海の覇者たち~』)、ジェイミー・ニューマン(『DEUCE2/ポルノストリート in NY』)、エリカ・タゼル(『JUSTIFIED 俺の正義』)、マックブラント(『S.W.A.T.』)など、豪華俳優陣が脇を固める。

製作スタッフには、『スパルタカス』シリーズの脚本で知られるミシャグリーンコメディアンや俳優としてだけではなく『ロレーナ事件 ~世界が注目した裁判の行方~』などの製作でも知られるジョーダン・ピールと彼のプロダクション、そして『ウエストワールド』や『LOST』のクリエイターJ・J・エイブラムスプロダクションという、そうそうたるメンバーが名を連ねる。第1話は、フランス出身の映画監督ヤン・ドマンジュ(『ホワイトボーイリック』)がメガホンをとる。

トニーの最新の出演作は、ユマ・サーマン(『パルプ・フィクション』)と夫婦役として出演するNetflixオリジナルシリーズ『チェンバース:邪悪なハート』。心臓移植のおかげで九死に一生を得た女子高生が、不気味な幻覚や危険な衝動を感じる自分に恐怖を覚え、ドナーの不審な死の真相を調べ始める...というホラードラマ

ホラー作品への出演が続くトニー。この注目作の続報が入り次第随時お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI

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スキャンダル 託された秘密』© ABC/Mitch Haaseth