サム・ライミが製作を手掛けたワニ・パニック映画CRAWL(原題)』が、邦題を『クロール ―凶暴領域―』として10月11日に公開されることが決定。併せて予告編とポスタービジュアルが解禁された。

【写真】ワニに襲われる美女「カヤ・スコデラリオ」フォトギャラリー

 本作は、低予算ながら全米で初登場ナンバーワンヒットを記録したサスペンス・スリラー映画『ドント・ブリーズ』(2016)を製作したサム・ライミがプロデュースし、『ピラニア3D』『ホーンズ 容疑者と告白の角』のアレクサンドル・アジャ監督がメガホンをとるサバイバル・スリラー。巨大ハリケーンと、水陸で人間に襲い掛かる獰猛なワニという最悪の組み合わせによる究極の極限状態からのサバイバルを描く。

 大学競泳選手のヘイリーは、疎遠になっていた父が、巨大ハリケーンに襲われた故郷フロリダで連絡が取れなくなっていることを知り、実家へ探しに戻る。地下で重傷を負い気絶している父を見つけるが、彼女もまた、何ものかによって地下室奥に引き摺り込まれ、右足に重傷を負ってしまう…。

 予告編は、最大級のハリケーンに襲われたフロリダの避難区域で父を探すヘイリーが、実家を訪ねるところからスタート。地下で重傷を負った父親を見つけたヘイリーだが、その瞬間背後から何物かに襲われ引きずり込まれてしまう。

 襲い掛かる巨大ハリケーンと獰猛なワニ、そして浸水のタイムリミットが迫るという最悪の状況の中、「お前だけ逃げろ」と言う父に「置いていけないわ」と拒否し、ワニに「かかってきなさい!」と軽口をたたくヘイリー。勇敢なヘイリーが、果たしてワニの巣窟と化してしまった実家から生きて脱出することが出来るのか、結末が気になる予告編となっている。

 主人公ヘイリーを、映画『メイズランナー』シリーズの女優カヤ・スコデラリオが演じ、ヘイリーの父親を『プライベート・ライアン』などで知られる俳優バリー・ペッパーが務める。

 ポスタービジュアルには、水中にうごめく巨大なワニへの恐怖に怯えながら、水上に浮かぶボートの残骸に避難するヘイリーの姿が描かれている。

 映画『クロール ―凶暴領域―』は10月11日より全国公開。

映画『クロール ―凶暴領域―』ポスタービジュアル(C) 2019 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.