ニューカッスルが昨季限りでウェストハムを退団した元イングランド代表FWアンディキャロル(30)の復帰を考慮しているようだ。イギリス『テレグラフ』が伝えている。

今夏、エースストライカーだったベネズエラ代表FWホセ・サロモン・ロンドンに加え、FWアジョセ・ペレス(25)とFWホセル(29)が相次いで退団したニューカッスル

現在、クラブ史上最高額となる移籍金3600万ポンド(約48億3000万円)でホッフェンハイムのブラジル人FWジョエリントン(22)獲得が迫っているが、依然として前線の選手層に不安を抱えている。

『テレグラフ』が伝えるところによれば、ニューカッスルはこの状況を受けて、フリーで獲得可能なキャロルの復帰を考慮しているようだ。

ただ、キャロルは数カ月前に足首の手術を受けたこともあり、クラブは同選手の関係者とコンタクトを取りながら、コンディション面の不安が払しょくされた場合のみ獲得に動く構えのようだ。

ニューカッスル下部組織出身のキャロルは、2006年にニューカッスル史上最年少となる17歳300日でトップチームデビュー。190㎝を越える長身と強靭なフィジカルを生かした古典的なセンターフォワードとして活躍し、ニューカッスルでは5シーズンで91ゴールを記録した。

ニューカッスル退団後は、リバプールへ加入したが故障の影響もあり、パフォーマンスが低下。2012年8月からウェストハムへレンタルで加入すると、翌年に6年契約で完全移籍。ウェストハムでは7シーズンで公式戦142試合に出場し34ゴールをマーク。その一方で度重なる負傷に悩まされ、昨季は公式戦14試合の出場にとどまっていた。

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