アルゼンチン代表MFジオヴァニ・ロ・チェルソが、所属するベティスに対しトランスファー・リクエストを提出したようだ。イギリスメディア『イブニング・スタンダード』が伝えている。

 ロ・チェルソは、今夏のトッテナム行きが報じられている。トッテナム側の関心に加え、ロ・チェルソもチャンピオンズリーグ(CL)出場権や、同胞マウリシオ・ポチェッティーノ監督の存在から、移籍に前向きであると伝えられていた。

 しかし、ベティスは放出の条件に6700万ポンド(約90億円)を設定しているが、トッテナムのオファーは、完全にベティスを納得させるものではないことから、交渉は一時停滞しているようだ。同メディアによると、この状況に一石を投じるため、ロ・チェルソはクラブに対しトランスファー・リクエストを出したという。

 トッテナムのほかに、バイエルンも獲得レースに参加しているといわれるロ・チェルソ。新シーズンをどこで戦うのか、注目が集まっている。

移籍が近づくロ・チェルソ [写真]=Lucas Uebel/Getty Images