死にそうでも休ませてくれないブラック企業

体調が悪い時、けがをして身動きが取れない時などに仕事を休むのは、一般的な会社ならごく当たり前な話だ。しかし、そうした常識が通用せず出社を求めてくるブラック企業が存在する。

「仕事ができる状態ではないにもかかわらず、出社を強要された」というキャリコネニュース読者からの声を紹介する。ブラック企業に勤務していた40代女性は、体調不良時の会社の対応を振り返る。

「42度の熱があるのに『体調が悪い?知るか、這ってでも来い』と出社を強要された。結局途中で倒れて救急車に運ばれても『すぐ会社』に来いと言われた」

この会社は休みが月に1日しかない会社だったという。社員が生死をさまようほどの高熱が出ているときは無理矢理出社させるのではなく、ゆっくり休んでもらって回復を待つのが一般的な対応だが、ブラック企業には常識が通用しないようだ。

うつ病になっても同じ会社で勤務「かろうじて生きています」

20代女性が過去に勤務した会社では、「車に轢かれ、ドクターストップがかかったために会社を休んだら会社から『轢かれる方が悪い』と言われた」と語る。さらに、

「数百キロの重量物を足に落として緊急搬送された人が翌日から出社を強要されていた」

と明かす。現在もブラック企業に勤めている30代技術職の男性は、

「残業時間は月150時間越え、朝8時30分に出勤、日付をまたぐ午前0時で帰宅。土曜日も8時30分から22時まで勤務。数年後うつ病になりましたが、かろうじて生きています」

日付をまたいでから帰宅する日々を続け、うつ病になった。今でも同じ会社で勤務しているという。可能であれば一旦仕事から離れて養生していただきたいが、中々難しい環境のようだ。

点滴中に「プログラムの開発が終わっていない」と社長から電話

40代技術職の男性は、過去の勤務先で体調を崩した。

「過重労働気味で体調を崩していて、体調不良で点滴を打ちに病院に行っていたとき『プログラムの開発が終わっていない』と社長から電話があり緊急出社。そこから14日間会社に缶詰。理不尽な社長の指示でメンタルがやられてプロジェクト終了後、退職しました」

このとき、着替えの持参と家族への説明のため3回だけ帰宅を許されたという。社員の体調よりもプロジェクトを優先する社長のもとで働くのは難しいと言わざるを得ない。退職も当然の結果だろう。

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