21日投開票の第25回参議院議員選挙(改選数124)は、22日朝までに全党派の議席が確定しました。

 その結果、自民党は57議席、自民党と連立を組む公明党は14議席を獲得しました。自公両党で71議席となり、安倍首相が目標としていた改選の過半数(63)を大きく上回りました。

 一方、野党は、立憲民主党が17議席と大きく伸ばして第一党となり、日本維新の会も10議席と増やしました。国民民主党は6議席、共産党は7議席を獲得したものの議席を減らしました。社民党は1議席を維持、れいわ新選組は2議席、NHKから国民と守る党は1議席、いずれも比例で獲得しました。

 また、憲法改正に前向きな自民、公明、維新を合わせた3党は、非改選議席を含めて157議席に留まり、憲法改正の発議に必要な3分の2(164)には届きませんでした。

参院選2019:改選後の政党別議席数