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 デルの「ALIENWAREシリーズは、イノベイター的な精神でブランディングされており、高性能はもちろんのこと、機能や設計も含めて極めて尖っている。また尖っていながらもゲーミングパソコンとしては極上のものとなっており、とくに上位機種のノートパソコンは、下手なデスクトップパソコンを一蹴する勢いだ。今回は、最上位機種である「ALIENWARE AREA-51m」をチェックしていく。

尖ったデザイン、機能ともにこだわりが詰まった筐体

 ALIENWARE AREA-51mは、17.3型(1920×1080ドットIPSアンチグレア)と、ノートパソコンとしては大型なものになる。この点は後述する冷却構造及び、次回でチェックする性能からも分かるが、デスクトップと同様の性能を組み込んだ結果だ。サイズは、およそ幅402.6×奥行319.14×高さ27.65~42mm(最薄部~最厚部)で、重量は約3.87kg(カスタマイズ時最大重量)。持ち運ぶことはあまり想定されておらず、ドッシリと配置することが前提だ。

 豊富なカスタムに対応する筐体を見ていこう。ALIENWAREは、ハイコストな筐体デザインを用意し、それを数世代使用するサイクルが多い傾向にある。ALIENWARE AREA-51mの筐体は上記するようにゴツいのだが、デスクトップ向けCPUGPUを採用、メモリスロット×4、オーバークロックにも対応する冷却システムALIENWARE CRYO-TECHなど豪華なものとなっている。

 またCPUユーザー側での交換にも対応しており、将来的なアップデートも視野に入っているほか、GPUについてもAlienware Graphics Amplifier(外付けGPU BOX)による将来的に訪れるであろうパワー不足への対応策を提示している。

 ALIENWARE CRYO-TECHは強力な冷却システムとなっている。底面とキーボード面上部からの吸気、背面と側面からの排気であるほか、とノートパソコンとしては巨大な95x105mmのファン、8本のヒートパイプ、銅製放熱フィンがあり、効率のいい放熱を実現している。これはもちろん、ゲームプレー時にパフォーマンスを発揮できるようにするためだ。またファンが巨大であるため、静音性も得ており、ゲームプレー中はさすがにヘッドセットをしていないと気になるレベルとなるが、ウェブブラウズ程度であれば、まず気にならない駆動音を実現している。

 背面に出力系インターフェースが集中しており、テーブルに設置する場合は、母艦的な認識で周辺機器をレイアウトしてみるといい。またディスプレー上部にTobii製アイトラッキングモジュールもある。これは視線での操作よりは配信向けとして採用されており、たとえば、視線の位置を表示できるため、Twitchの拡張機能を使用すれば、視覚効果を追加するといったことが可能だ。

 左側面には、Thunderbolt 3×1、USB 3.1 Type-A×1、ヘッドセット端子、ヘッドフォンマイク切換対応端子がある。右側面はマウス操作があるため、USB 3.1 Type-A×2のみ。背面には、HDMI 2.0出力(HDCP 2.2対応)、Mini-DisplayPort 1.4×1、有線LAN(Killer E3000 2.5Gbps)、Alienware Graphics Amplifierポート、デュアルDC電源ポートがある。またMini-DisplayPortNVIDIA G-SYNCに対応しており、外部ディスプレーを使用する場合に重宝するだろう。

 キーボードは「Alienware TactXキーボード」と呼称されており、これも別途キーボードがなくてもOKな作りだ。nキーロールオーバー対応のほか、キーストローク2.2mm、スチール製背面プレートを採用して均一なフィードバックの実現がポイント。またカスタムキーも用意されており、ゲームプレー時の効率を高めている。

尖りまくった性能や機能、デザインが魅力の17.3型ゲーミングノートPC「ALIENWARE AREA-51m」