タレントの若槻千夏(35歳)が選挙特番「zero選挙2019 アナタに迫る!新時代の大問題」(日本テレビ系)に出演。教員が勤務時間外の対応を減らしていることに対し、「寂しい」「おかしくないですか?」と発言し、放送後、自身のSNSで謝罪した。

番組はこの日、教員不足問題について特集し、現在教員の数が足りず、仕事のためプライベートの時間も削るなど、教員を圧迫していると紹介。そして仕事を減らすための対応として、留守番電話などをつけて勤務時間外の対応を減らし、「18時以降は電話に出ない」と現役教員から説明があった。

この時、若槻が「何かあったらどうするんですか?」と質問すると、教員は「何かあった時は学校の役目ではなくて、例えば万引きがあった時は警察の役目ですし、他に何かあっても親の役目と思う」と意見を言うと、若槻は「えー、寂しくないですか、なんか」とコメント。   

若槻は「寂しくないですか? だってごくせん見て育ったでしょ? みんな金八先生見たでしょ? 心ですよ。そこはビジネス化したらダメでしょ? おかしい。おかしくないですか? おかしいじゃないですか?」とヒートアップし、「私はそこじゃないと思う。すいません、深夜に大きい声出して」と持論を語った。

放送終了後、若槻は自身のSNSを更新し「この度は、自分の発言により、先生や先生に関わる方々、また視聴者の皆様に大変不快な思いをさせてしまう内容に至ってしまいました。軽はずみな発言を反省しています」と述べ、「この度は私の軽はずみな発言から一生懸命働く先生方達を傷つけてしまった事、心から申し訳ないと思っています」と謝罪した。

若槻の発言に対して、ネットでは「先生は大変だなあ」「学校と家庭、警察はそれぞれ別で、今は教員が全部対応しているのが間違っている」「気持ちはわからないでもないけれど」「これはモンスターペアレント予備軍」「私の地域でも電話対応については見直しがあった」「こういう親が多いんだよねえ……」といった声が上がっている。