闇営業の謝罪会見で宮迫氏と田村氏が爆弾発言。「吉本こそ反社との繋がりがあるからってこと？」「TV局、吉本にとって相当都合悪い発言」「地上波テレビは報じられないぞこれ」と様々な憶測を呼び話題になっています。
20日、反社会的勢力の宴席での闇営業が発覚した宮迫博之氏と田村亮氏が謝罪会見を開きました。そこで二人は、闇営業のこと、嘘を重ねたことについて謝罪し、闇営業の報道から会見に至るまでの経緯について語りだします。
そこで、謝罪会見を開きたいと吉本興業の岡本社長に懇願するも「会見するならお前ら全員クビ」と圧力をかけられ、今まで会見を開くことが出来なかったことや、「引退会見か契約解除、どちらかを選べ」と迫られたことなどを暴露し、吉本興業との確執があることを告白していました。
そんな中で視聴者が特に注目した発言は、『入江くんが、「僕がやる吉本の会社を通したイベントに付いてくれているスポンサーなんで、そこは安心です」と。』という宮迫氏の発言と、
『僕がすごく不信に思ったのが「在京5社、在阪5社のテレビ局は吉本が株主やから大丈夫やからと」言われました。何が大丈夫なのかわからないけれど』という田村氏の発言でした。
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この二人の発言は様々な憶測を呼び、Twitterなどでは、
「本当の闇は吉本だな。」
「TV局、吉本にとって相当都合悪い発言」
「今まで会見しなかったのは吉本こそ反社との繋がりがあるからってこと？ テレビ局も株主だから突っ込みにくい？」
「やっぱり日本のテレビ局と芸能界は真っ黒だな」
といった声が寄せられており、ジャーナリスト津田大介氏も、
『田村亮から今出た吉本側の「在京5社、在阪5社のテレビ局は吉本の株主だから大丈夫や」という発言、今日最大の爆弾だと思う。ぜっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっったいに地上波テレビは報じられないぞこれ。』とコメントしていました。
実際に問題の発言については、２２日朝の番組ではさすがに避けては通れなかったのか、だいたいのワイドショーが取り上げていましたが。
そして、芸能法務に強い弁護士として活動している佐藤大和弁護士もこの発言に触れ、『記者たちは吉本側の問題について深く追及しないですね。違和感しかない』とコメント。更に、いつも出演している「バイキング」には出演しないことを明かし、『業界的には私のようにテレビ出演をしながら、このような発言をする弁護士は、本当にうっとしいと思っているかもしれませんね（苦笑）』『元々、芸能法務に強い弁護士とし、約2年間出演を続けていたのであるから、こういうときこそ芸能人側の権利を守る活動をしている私を呼んでくれると信じていましたが、やはり話をして欲しくないのかもしれませんね。残念。』としていました。
今回の謝罪会見はジャニーズ事務所の圧力問題と同じく、タレントへの事務所による圧力、メディアの忖度が浮き彫りになる結果となりました。
宮迫氏・田村氏や他の芸人たちが行った闇営業、それに対して虚偽の説明をしたことなどは反省すべきものであるのは大前提とし、芸能界やメディアのこのような古い体質は改善していく時なのではないでしょうか。（文◎絹田たぬき）
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