ドワンゴは22日、東京・池袋にサテライトスタジオ「ハレスタ」を11月1日にオープンすると発表した。これに伴い東京・六本木の「nicofarreニコファーレ)」と池袋の「ニコニコ本社」の営業を終了する。


ハレスタ」は、「リアルとバーチャルの融合」を掲げ、日本のポップカルチャーを世界へ発信する「リアルプラットフォームスタジオ」としてオープン。スタジオ技術や演出などこれまで蓄積した制作ノウハウを集約し、最新鋭の技術とインターネットを駆使したバーチャルキャラクターによるライブパフォーマンスやアニメ・ゲーム関連のステージイベントなど、幅広いコンテンツを発信していくという。


バーチャルキャラクターの出演では、遠隔からのリアルタイムモーションキャプチャーをスタジオへ反映することでの生放送や、高精細LEDを駆使したリアル空間で作品の世界観を表現する演出などが可能。また、「マルチプラットフォーム配信形式」を採用し、niconicoに限らないライブストリーミング配信を提供するとしている。


ハレスタ」のオープンに伴い、ドワンゴのコンテンツ発信拠点は集約。2011年にオープンし、様々な生放送やイベントを開催していた六本木の「nicofarreニコファーレ)」、2014年に原宿から池袋に移転し、カフェやイベントスペース、サテライトスタジオなどを有する「ニコニコ本社」は7月末日をもって営業を終了する。

画像はニコニコ本社Twitterより