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image credit:twitter

 腕一本でボールをつかみ、高速回転させては投げるすんごいロボット。それがきっちりストライクだからぐうの音も出ない。

 計算し尽くした上でのダイナミックボウリング。最近の技術はさすがやな・・・と、感心していたユーザーも、投稿者のネタばらしに驚愕したようだ。

 実はこれ、つい先日ツイッターでシェアされまくった映像だが、なんとCGだという。

 じゃリアルって何よ?と聞きたくなるほど現実的なロボットに多くのユーザーが釣られちゃったみたいだよ。

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回転投げでストライク!ボウリングロボが凄すぎた


目にも鮮やかなオレンジ色の「ボウルボット 5000」
パッと見は産業用ロボみたいだが、ボウリングができるらしい。

一本腕でボウルをつかむと…高速回転スタート!
そ、そんな回転とか必要なん!?暴走とかでなく?
スクリーンショット-(1554)

image credit:twitter

と思ったその時、ボールがついに放たれた!
ボールは並んだピンのまんなかにヒット。
なんともあざやかなストライクである。
スクリーンショット-(1556)
image credit:twitter

 いやはやとんでもないロボットだ。こんな投げ方でストライクとは…

 型破りな投げを披露したロボットはツイッターですぐ拡散。「すごいロボットやんけ!」ってな調子でシェアされまくった。

おそるべき高性能ロボ。だが実は・・・

 だが実はこれ、投稿者のトム・ コーベンが手がけた架空の映像だった。

 モーショングラフィックデザイナーの彼が、CGでリアルなロボットを作りツイッターでシェアしたのだ。

 インパクトある映像は7月3日の投稿以降すさまじい速さで広まり、現時点での再生数は1600万回を超えている。

 その中には投稿者が誰かなど知らぬままシェアした者もいる。かなりのユーザーがそのロボットを実在すると思い込んでいたのだ。

これリアルじゃないから。ネタばらしの映像をシェア

 そこでコーベンがネタばらしの投稿を開始。

 リアルではないことを意味するハッシュタグ、#notrealをつけた別のロボット動画をシェアしたのだ。


 ピッチングマシンのボールをもれなく打つ正確無比なバッティングロボ、その名も「バットボット 6000」だ。はてどこかでみたような…?

 フォロワーの注意を引いたコーベンは、編集した「ボウルボット 5000」の映像を再び投稿。それは#CGI #animationのダグつきで、実在しないことを知らせるものだった。


 これでCGと気づかないユーザーはさすがにいなそうだが、今回の件はコーベンにとってうれしい出来事だったにちがいない。

次はネタばらし不要なトーマス風クリーチャーが登場?

 ちなみに最近、コーベンはこんなCG動画を投下している。

 きかんしゃトーマスの昆虫系亜種?
 いや、トーマスを吸収した未知のハイブリットクリーチャー?


 ま、これならリアルと思い込まれることなくネタばらしも必要なさそう。一般受けするかどうかは別だけどな。

 この前のボストンダイナミクスめいたロボットといい、もはや動画の真偽すら見分けにくいネットの世界。

 これがどんどん進んだら何も信じられなくなりそうだが、この先は投稿動画を分析するAIとかが当たり前に普及したりするのかしらん。

References:mashable / twitter / twitter など /written by D/ edited by parumo

全文をカラパイアで読む:
http://karapaia.com/archives/52276864.html
 

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