リンキン・パークの故チェスター・ベニントンの死から2年目となる2019年7月20日、バンド仲間や遺族がSNSなどを通じて彼を追悼した。

 リンキン・パークは、チェスターがいた頃のバンドの写真をSNSに投稿し、「チェスターをしのんでいる。下のコメント欄で自由にみんなのチェスター/リンキン・パークに関するお気に入りの写真や動画をシェアして」とファンに呼びかけた。

 チェスターの母スーザン・ユーバンクスは、息子とキスしている写真に、「私のすてきな息子からの最後のキス!彼にどれほど会いたいか、言葉では到底言い表せない。今日は私たちみんなで彼の生涯をたたえたい!」と添えてツイートした。

 チェスターの妻タリンダは、「起きた時、これについて考えていた。今日、お互いを大事にしよう。その一瞬一瞬を楽しもう」とキャプションをつけ、「今朝起きたら、多くの友人や家族から愛と支援のメッセージがたくさん届いていた。その愛と支援をあなたにも伝えたいと思った。今日は多くの人にとってすごくつらい日になるだろう。それはあなたかもしれない。知っておいてほしいのは、あなたは愛されている、あなたの存在には意味がある、この世はあなたがいることで意味を持つということ。今日は、チェスターが誇りに思うように行動して、お互いを大事にしよう。夫はきっとそうしてほしかっただろうと思うから」とファンに呼びかけている動画をSNSに投稿した。

 生前うつ病や依存症などに苦しんでいたチェスター・ベニントンは2017年7月20日に41歳で自殺した。妻のタリンダ・ベニントンは彼の死後、同じ苦しみを抱えている人々を支援するイニシアチブ<320 Changes Direction>を発足し、活動を続けている。

故チェスター・ベニントンの死から2年、リンキン・パークや遺族が追悼メッセージ