アニメ制作会社京都アニメーション京都府宇治市)で起きた放火殺人事件を受け、京都市上京区の桝形商店街には犠牲者への哀悼の意を込めた手書きメッセージが掲示された。


桝形商店街は京都アニメーション制作のテレビアニメたまこまーけっと」に登場する「うさぎ山商店街」のモチーフとして知られており、事件後もファンが足を運んでいる。メッセージの全文は次の通り。

「この度、京都アニメーションさまのスタジオにおける放火火災により、若く才能豊かな創作者の皆さまが多数お亡くなりになり、また重傷を負われたこと、大変心を痛めております。
犠牲になられた皆さま、ご家族、関係者の皆さまに、謹んでお悔やみと哀悼の意を表します。
地域で人と人がふれあうことの魅力を、数々の作品を通して表現されて来た京都アニメーションの皆さまのお仕事は、他の何ものにも代えられない素晴らしいものです。
心身ともに深い傷を受けられたことと存じますが、私たちは皆さまが描いてきたとおりの人情と絆とで、変わらずここにいます。この地より、被害にあわれた皆さまのご回復と皆さまの創作活動がまた花開くことを、心よりお祈り申し上げます」

メッセージの送り主は「桝形事業共同組合」となっている。

ファンが集まる「聖地」

桝形商店街はたまこまーけっとTシャツを販売したり、聖地巡礼に来たファンが書き込める「交流ノート」を設置したりしている。

心の故郷を求めて今日も出町桝形商店街に来ました。たまこ交流ノートがありましたので書いてきました。 pic.twitter.com/yG0aeliOpz
- †アルプ君† (@yopicon25) July 21, 2019
出町桝形商店街、うさぎ山商店街に行った理由は察してる方多いかもですが、これを買って少しでも売り上げ貢献したかったからです。27日ぐらいから新しいイラストバージョンも入ってくるらしいです。 pic.twitter.com/ld8vqPk1vs
- ざ芋ん (@zain_nb) July 20, 2019

現地を訪れたツイッターユーザーの投稿によると、22日現在一時的な措置かは不明だがメッセージは降ろされているようだ。

今回の哀悼メッセージに対して、ツイッターでは、

「通るたびに見上げたその先にある『今日も元気だ』に励まされていたけど、この看板でこんなに胸が痛くなることがあるなんて思いもしなかった。ご冥福をお祈りします
京都市民として、私も同じ想いです」
「数年前の京都旅行で #出町桝形商店街 を知ったのは #京都アニメーション のおかげだ。 #たまこまーけっと をほんの僅かでも知っていなかったら、たぶん素通りしていただろう」

といった声が寄せられている。

桝形商店街のメッセージ(画像はたまねこ@tama_nekonyanさん