闇営業”問題について宮迫博之雨上がり決死隊)と一緒に謝罪会見を行った田村亮ロンドンブーツ1号2号)だが、彼の株が急上昇している。22日放送のテレビ朝日系モーニングショー』のレギュラーコメンテーター・玉川徹氏は「亮さんの言葉にこそ、真実がある」とまで言い切っていた。玉川氏だけでなく、あの会見を見た多くの人が同じ思いだったのではないだろうか。

22日朝のワイドショーでは各局、20日都内で15時から2時間半にわたって行われた宮迫博之と田村亮の記者会見を特集した。会見では2014年12月に反社会的勢力である振り込め詐欺グループが主催する忘年会に出席することになった経緯、そして今年5月末に宮迫が写真週刊誌『FRIDAY』がこの件で直撃取材を受けてから2人と所属会社・吉本興業の間でどのようなやり取りが行われたのかを自分たちの言葉で説明した。

この会見で明らかになったのは、“闇営業”の記事が出てからの田村は一貫して「すぐに記者会見を開き、ギャラを受け取った事実を明らかにし、振り込め詐欺の被害者の方に謝罪をしたい」と吉本側に求めていたことだ。保身からギャラを受け取ったと認めることを最初は渋っていた宮迫を説得し、記者会見を開くことを何度会社側に拒否されようが諦めず、最後はまだ吉本所属でありながら契約を解除された宮迫と一緒に会見の場に立ったのだ。

特に「会見がダメだということに関しては、正直僕は納得がいっていませんでした。僕はツイッターとかラジオでも嘘をついてしまって、(相方の)淳にも嘘をついて。でも僕の嘘を擁護してくれている人に対して辛くて。それで言おう、会社にどうしても言いたいとなった時に、(吉本興業側の)弁護士さんたちが止めている理由が全くわからなくて」、「弁護士さんが言うには“2人が弁護士をつけたことを上層部は悲しがっている”、“ファミリーだ”と。けど、僕に言わせれば、本当にファミリーだとするならば、僕は子どもだと思っています。子どもが正しいこと、本当に悪いことを謝ろうとしているのを止めるのが親ではないと思います。それをやられて不信感が、不信感しかなくなってしまいました」と溢れる涙をぬぐいながら、一生懸命に語る田村の言葉は胸を打つものがあった。

『モーニングショー』のレギュラーコメンテーター・玉川徹氏は「亮さんの会見を見て、ちょっと泣いちゃいました」、「真実はここにある」と彼を絶賛する。田村と相談しながらここまで進んできたならば、宮迫の会見での話も信用できる―とまで思えたそうだ。

この会見後に放送されたラジオ番組『オレたちゴチャ・まぜっ!~集まれヤンヤン~』(毎日放送)でも、パーソナリティの有野晋哉(よゐこ)加藤浩次(極楽とんぼ)徳井健太(平成ノブシコブシ)らが「やっぱり、亮君は悪い人じゃなかった」と喜んでいた。田村が「ラジオでも嘘をついてしまって」と自責の念にかられていたのは、この番組だ。しかし加藤は「アイツ普段からしどろもどろだったから、あのラジオでもしどろもどろでも、俺らおかしいと思わなかったんだよな」、「普段しどろもどろの人間が、しどろもどろでも大丈夫っていう」と笑い、嬉しそうだった。

相方の田村淳もツイッターで「正直者で真っ直ぐな亮が戻ってきて安心しました」と会見の感想を述べていたが、相方への信頼と愛情が強く伝わるツイートである。
(TechinsightJapan編集部 みやび

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