早いもので今年もお盆休みの季節が近づいています。
今年のお盆休みは最大9連休! 長い休みを利用して海外旅行に行ったり、実家に帰省したりする人も多いのではないでしょうか。

ここでは、総合旅行プラットフォーム「エアトリ」が20~70代の男女748人を対象に行った「子連れ旅行」に関する調査の結果をご紹介。

小さい子ども連れで旅行する場合は不安や心配がつきもの。ではいったい世の人々は子連れ旅行についてどう考えているのでしょうか?

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子どもがいることで旅行をためらった経験は?

調査ではまず、子どもがいる人に「子どもがいることで旅行をためらった経験はありますか?」と尋ねました。すると、「はい」と答えた人は半数近くの47.1%も。

子どもがいることで旅行をためらった経験は?

上に質問で「ある」と答えた人に、「どのようなシーンに対して不安がありましたか?」と尋ねると、1位は断トツで「飛行機移動」(65.3%)。2位は「電車移動」(28.2%)、そして3位は「現地レストラン」(23.5%)という結果でした。

 

どんなシーンに対して不安がありましたか?

飛行機は座席が周りと近く、フライト中は逃げ場がないので大変。特に海外へのフライトは長時間かかるため、小さい子ども連れの場合は準備を周到にして臨みたいものですね!

子連れのため旅行中に嫌な思いをしたことは?

次に、「子連れのため旅行中に嫌な思いをしたことがありますか?」と尋ねると、「ある」と答えた人は23.5%。76.5%は「ない」と答えています。では「ある」と答えた人はどのような「嫌な思い」をしたのでしょうか?

子連れr旅行

Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)

・「嫌というか、周りに迷惑をかけているなと困った気持ちになったシーンは飛行機で子供が黙っていられなかった時。あとは海外旅行に行くと必ず子供が体調を崩して現地の病院に行っていて大変…」(40代・女性)

 

・「飛行機で耳抜きできずに泣き叫ぶ子に舌打ちされたり、ひどい言葉を掛けられた」(40代・女性)

 

・「飛行機の中で機嫌が悪くて隣の人を子供が蹴ってしまい、大変だった」(50代・男性)

などという経験談が寄せられました。

やはり、狭く逃げ場のない飛行機の中で子どもが泣いたり大声を出したりして気まずくなる…というパターンが多いようです。

子連れで飛行機に乗るときに心得たいこととは?

海外に住む筆者、そして周囲の友人や同僚は、子連れで日本に帰国したり、アメリカ本土や外国へ旅行することも多く、フライト中子どもをおとなしくさせる努力は必須!

空港

IYO / PIXTA(ピクスタ)

今回は、そんな旅慣れたママたちにその秘訣を聞いてみました。

・「フライト中が午前中の場合は、早起きさせて遊ばせて疲れさせ、フライト中お昼寝させるようにしました。夜のフライトは子どもが水平の姿勢で眠れるよう気を使いました」(40代・女性)

 

・「飽きるとぐずり出すので、とにかく飽きさせないように、絵本やおもちゃ、DVDなどを多数持参」(30代・女性)

 

・「生後3ヵ月でハワイからロサンジェルスに行きました。ほとんど寝ていたので問題なしでしたが、離陸や着陸のときは耳抜きのため授乳をしました」(40代・女性)

 

・「お腹が空くと機嫌が悪くなるので、スナック菓子をたくさん持参しました!」(30代・女性)

 

私も幼い子ども連れの長時間フライトを何度か経験しましたが、特に泣くこともぐずることもなく無事終わりました。
上記のような用意さえしていけば案外平気だったりしますので、あまり心配せずにトライしてみては?

また、各航空会社では、意外に知られていない「子連れ向けのサービス」もあるようです。
例えば、授乳カーテンがついた座席の用意や座席指定時の幼児マークの表示など、幼児連れであることを他の人に知らせることができるといったもの。
各航空会社が様々なサービスを行っていますので、子連れ旅行に不安がある人は各航空会社へ相談してみてはいかがでしょうか。

子連れの旅はとにかく事前の準備、そしてタイミングがポイント。様々な状況を想定して、「しまった、●●を持ってくるんだった……」という結果にならないように作戦を立ててくださいね!

【参考】
子持ちの47%が「子供がいることで旅行をためらった」経験あり 不安要素の1位はダントツで「飛行機」! 知られていない飛行機サービス、1位は「授乳カーテン付き座席」ー エアトリ

 

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