53秒13の全体6位で決勝へ

 世界水泳(韓国・光州、テレビ朝日系で独占中継)の競泳第2日は22日、男子100メートル背泳ぎ準決勝で入江陵介(イトマン東進)は53秒13の全体6位で決勝進出した。

 予選ではスタート装置の「バックストロークレッジ」がずれるなどのアクシデントが続出し、タイムを再計測する選手が出現。当初の16人よりも多い18人が準決勝に進むなど、ドタバタ劇が繰り広げられていた。入江は全体5位で準決勝に進んだが、レース後に「滑ったらどうするの?って。どうなるかわからないけど、改善してほしい」などと話していた。

 準決勝のレース前でもドタバタ劇があった。一度は問題となっている器具を使わないことをFINAの技術委員会は各国に伝えていたが、直前になって急転し、器具を仕様した上で固定して行われることに。レッジの高さが予選と変わるため、背泳ぎ選手の練習専用に2台ずつ、メインとサブプールに置いて調整できる環境を作ることになり、レースは行われた。

 準決勝では大きなトラブルもなく、全選手がスムーズスタートを切ったようだった。

 レース後、スタート器具問題について、入江は「なんか盛り上がってますね」と言及。「結構、米国のコーチが凄くオフィシャルに抗議すると言っていたので、ずっとオフィシャルの判断はどうなるかなと思っていた。(器具を使わないレースは)普通の大会でもあるので、なくなっても別にいいやと思っていた。そこは大きな気持ちを持っていた」と明かした。

「みんな、別にグダグダは言ってなかった。みんな、条件は一緒だし。予選が終わった後は、選手たちは『……ね(苦笑)』という感じだった。決勝はオフィシャルがちゃんと発表していたので、みんな集中していたと思います」と選手たちの様子を語った。記録については「そんなに変わらないですね」と笑顔で語り、決勝に向けて集中力を高めていた。(THE ANSWER編集部)

入江陵介【写真:AP】