離婚届(takasuu/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

恋愛が終わり別れた二人は、それそれ違う道を歩むことになる。新しい生活の中で、お互いの記憶も曖昧になってしまうものだ。

 

■4人に1人は「覚えてて」

しらべぇ編集部では全国10〜60代の交際経験のある男女1,236名を対象に、「別れた恋人について」の調査を実施。

別れた元恋人には自分のことをずっと覚えていてほしいグラフ

「別れた元恋人には自分のことをずっと覚えていてほしい」と答えた人は、全体で25.6%だった。

 

■せっかく出会えたのだから

性年代別では、男女ともに10代が一番多くなっている。

別れた元恋人には自分のことをずっと覚えていてほしい性年代別グラフ

若い頃には、相手から忘れられるのがつらいようだ。

「せっかく出会えたのだから、いい思い出として覚えてくれていたらうれしいと思う。付き合っていたことさえなかったことにされるなんて、そんなの寂しすぎる」(10代・女性)

■別れても自分を思っていてほしい

ほとんどの年代で、女性よりも男性の割合が高くなっているのも印象的だ。

「ありえない話だけど、別れてもずっと自分のことを思っていてくれたらいいのにとか勝手なことを思ってしまう。その気持ち自体が、ただの自己満足なんだけど」(30代・男性)

 

別れても、どこかで独占欲が働いてしまうとの意見も。

「僕自身は別れたすべての人のことを、今でもしっかりと覚えている。だから相手にも、忘れないでいてほしいと思ってしまう。別れても、どこかで独占欲があるんだろうね」(40代・男性)

 

■過去よりも今を

あまりいい思い出がない相手のことは、すぐにでも忘れたいものだ。

「嫌な思い出しかない相手には、私のことを一切忘れてほしい。そしてこちらも、すっかりと忘れてしまいたい。ただあまりにひどい別れ方をした相手は、一生忘れられないのが残念なところ」(40代・女性)

 

今が大切なので、過去はどうでもいいと考える人も。

「今は夫と幸せな家庭を築いているから、過去に付き合った人たちなんて本当にどうでもいい。そう思えないと、夫にも失礼だし」(30代・女性)

 

別れた相手に覚えておいてほしいと思うのは、最後のわがままなのかも。

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(文/しらべぇ編集部・ニャック

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2019年5月17日~2019年5月22日
対象:全国10代~60代の男女1,721名(有効回答数)

自分のことをずっと覚えていてほしい! 元恋人への最後のわがまま