炎上商法で炎上中のDJ集団・レペゼン地球のリーダー・DJ社長について、ユーチューバーシバターが動画で言及。動画がよく炎上していた自身の立場から、炎上商法について私見を述べた。

 

■パワハラ・セクハラ告発のはずが…

事の発端は、DJ社長が経営するLife groupに所属する女性タレント・ジャスミンゆまのツイッター投稿。DJ社長からパワハラ・セクハラを受けていることを告発すると、これを受け、DJ社長は頭を丸めて謝罪する動画をアップした。

しかしその後、「パワハラ ザ ホルモン」という動画がアップされ、ジャスミン側からのセクハラ・パワハラの告発、LINEでの下世話なやりとりなどすべてが自作自演だったと判明。加えて、謝罪動画での丸坊主姿は特殊メイクだったことを明かし、休止中だったレペゼン地球の復活を宣言する。

 

■炎上マーケでガチ炎上

このようにして9月開催の西武ドームでのライブに向けた、炎上プロモーションだと判明したのだが、セクハラ・パワハラをネタにしていたせいでネット上で批判が殺到し、協力者だったジャスミンも大炎上。

DJ社長が「パワハラ ザ ホルモン」のMVを削除したことをツイッターで報告すると、「不快な思いをさせてしまい申し訳ありませんでした」と謝罪するに至った。

■炎上商法は「成熟しきったコンテンツ」では…

この一連の騒動を受け、「レペゼン地球さん……『パワハラ ザ ホルモン』削除おめでとうございま~す!」「酒がうまい!」と祝杯をあげたシバター。今回の企画がセクハラに悩む女性を貶めているというネット上の批判に対しては「もっともだよ」としたのち、「真面目に言わせて頂くと……」と姿勢を正す。

彼によると、炎上商法はファンを獲得しようとする初期しか使えないそうで、コンテンツとしてすでに成熟しきっているレペゼン地球が、今回のように嫌な形で炎上するのは「マイナスでしかない」と持論を展開。

そして近頃、「炎上したくても炎上できない男」とネット上で言われている自身について、「嫌な炎上をする必要がない」と真面目に語ったのだった。

 

■デジタルネイティブ世代と炎上

日々、ネット上で起きている炎上騒動の数々。多くの人がそこに参加しているように思えるが、実際のところどうなのだろうか。

しらべぇ編集部では以前、全国20〜60代の男女1,348名に「インターネットについて」の調査を実施。その結果、「ネットの炎上に参加したことがある」と答えた人は、全体で7.1%と1割も満たない結果に。20代でも約13%という数値だった。

ネット炎上に参加年代別グラフ

炎上商法としては成功しつつも、結果的にファンを減らし、アンチを増やしてしまった印象もあるレペゼン地球。今後、どのように振る舞っていくのだろうか。

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(文/しらべぇ編集部・宝田洸太

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2017年8月25日~2017年8月28日
対象:全国20代~60代の男女1,348名 (有効回答数)

シバター、炎上商法でガチ炎上のレペゼン地球に言及 「真面目に言うと…」