昨年10月に劇場デビュー10周年を迎えたSKE48。7月24日(水)に25枚目のシングル「FRUSTRATION」をリリースする。
【写真を見る】新曲のダンスについて「(センターの古畑奈和に)負けないようにセクシーに頑張りたいなって思います」と浅井
同楽曲はレゲエのテイストを取り入れ、MVはアメリカ・ロサンゼルスで撮影を敢行。井上瑠夏、野島樺乃、松本慈子、浅井裕華が初の選抜入りを果たし、センターポジションには古畑奈和が立つ。
「ザテレビジョン」では、今回の選抜メンバーの中から3組4名を取材。2回目となる今回は、初選抜メンバーの中から浅井裕華のインタビューをお届けする。
■ 初選抜発表のときは「ドッキリだと思った」
――まず初めに、初選抜だと聞いたときの心境を教えてもらえますか？
驚きがすごかったです。私が一番に掲げていた目標は「選抜総選挙でランクイン」で、SKE48の選抜っていうのは夢のまた夢だと思っていました。まだ自分がその位置に達しているとは思っていなかったので、発表を聞いた瞬間は受け止めることができなくて、すごく疑っちゃいました(笑)。
――YouTubeで公開されている発表時の動画を見ましたが、初選抜4人の中で1人だけリアクションが違いましたよね(笑)。
そうなんです。最初はドッキリだと思ったんですけど、そんなドッキリないよなって思い直して。あのときは「私が選抜になっていいのか」って不安がすごかったんです。でも、MV撮影をしたりするうちに、少しずつ「選抜ってこんな感じなんだ」っていうのは実感してきて、今はすごく楽しんでいます。
――喜びが不安を超えてきたのはどのタイミングだったんでしょうか？
湯浅さん(※湯浅洋 元劇場支配人)から選抜だと伝えられた後に、もう1回インタビューを撮ったんです。そのときにいろんな人のことを考えたら「早く伝えたい！」って思いましたし、いい報告ができることがうれしかったので、そのときですね。
――最初に選抜入りを誰に報告したんですか？
最初はやっぱり家族でしたけど、家族の次に伝えたのは卒業生の佐藤すみれさんでした。一番お世話になった先輩なので、(家族以外では)一番に伝えました。
――ちなみに、大好きだという須田亜香里さんには？
須田さんにはすみれさんの次に伝えました。順番とかは特に気にしていないんですけど、お世話になって先輩にはしっかり伝えたいなと思って連絡させてもらいました。
――目標が「選抜総選挙でランクイン」だったとのことですが、今年は開催がなくなってしまいましたよね。
いとこが木崎ゆりあさん(卒業生、元SKE48/AKB48)なんですけど、その影響でSKE48に入る前から選抜総選挙はずっと見ていて、あのステージに立てたら私はすごい幸せなんだろうなって思っていました。
今年も挑戦しようと思っていましたし、ファンの方とも話していたので、今年の開催がないのを知ったときは、正直すごくつらかったです。でも、その分ファンの方が握手会に来てくれると言ってくださっているので、ファンの皆さんに会えるのを楽しみにしたいです。あと、この時期(6月中旬)になってもそんなに選抜総選挙がないことに違和感がないんです。
いつもこの時期はみんなドキドキしていると思うんですけど、そういう点では選抜総選挙へのイメージがちょっと軽くなった気がします。もし来年あれば参加して、ランクインしたいです。
■ 「選抜として活動する須田さんを近くで目に焼き付けたい」
――“握手会”という言葉も出てきたのでお聞きしたいんですが、浅井さんは今、握手会で人気が上がってきているメンバーの1人だと耳にしました。今回の初選抜入りも、それが決め手になったと感じたりしますか？
目に見える結果だと、やっぱり握手会ですね。劇場公演もですけど、握手会が自分の中で変わったなって思います。私は小学6年生からSKE48で活動しているんですけど、本当にその頃はファンの方も少なくて。
――でも、加入当初はみんなそうなんじゃないですか？
私がまだ幼かったということもあって、躊躇して来られなかったファンの方もいたと思うんです。でも、高校生になってから、「行ってみようかな」くらいの感覚で来てくれる方が増えて、最近はたくさんの方が来てくださるようになったんです。
自分では理由は分からなくて、何でだろうって思っているんですけど、握手会は素でやっているので、その素の私を楽しみに会いに来てくれているというのがすごくうれしいなって思うし、これからもたくさんの方に来ていただけたらいいなって思います。
――MV撮影などはこれまでもチーム曲等でやってきたと思いますが、“選抜”の活動ということで何か違いを感じたりしたことはありましたか？
チームEでMV撮影をしたときは、ダンスの振り入れが撮影当日だったりしたんですけど、今回の振り入れは3日前だったんです。だから、結構ダンスに余裕を持って撮影できてよかったなって思います。
チームEのときは切羽詰まってたし、間違えちゃったりもしたんですけど、これまでより高いクオリティーでダンスが踊れたかなって思います。
――今回のダンスはレゲエダンスの動きを取り入れたものになっていますが、見どころはどんなところでしょうか？
私の立ち位置は3列目の真ん中なんですけど、(古畑)奈和さんが目の前に見えるんですよ。セクシーな振りのときの奈和さんがめちゃめちゃセクシーで、私も負けないようにセクシーに頑張りたいなって思いました。
私はダンスがそんなに上手じゃないんですけど、それでも必死に食らい付こうとしている姿を、皆さんに見てもらえたらなって思います。
――須田さんと一緒の選抜での活動ということで、何か思い出に残ることはありましたか？
ありました！ 振り入れがあった日に、須田さんが「かたん！」(※浅井の愛称“ゆうかたん”から)ってぎゅっとして「おめでとう！」って言ってくれたのが、本当に幸せで。
SKE48に入ったときから須田さんが好きで、会えただけで泣いちゃうこともあったんですけど、今は“好き”って気持ちだけじゃなくて尊敬の気持ちも強くて。
選抜として活動する須田さんを、自分も選抜として近くで見られるということで、しっかり目に焼き付けたいと思います。
■ チームEは“そろえたがり”
――浅井さんは須田さんと同じチームEのメンバーですよね。去年の今頃、チームEの方々に劇場でやっている「SKEフェスティバル」公演について聞いたら「まだまだ」と返ってきたんですが、今浅井さん個人やチームE全体で取り組んでいることってありますか？
「SKEフェスティバル」公演の初日、私は研究生だったんですけど出演していたんです。今は初日からメンバーも変わって、そのときに正確な振りを教わったメンバーがもうあまり多くないので、それを他のメンバーに伝えられたらなって思います。
チームEはみんな“そろえたがり”というか(笑)、振りをそろえる意識が高くて。全員で円になって踊って、振りをそろえるということもしています。ちょっと違う子がいたら「ここが違うよ」って先輩が指摘してくださるんです。自分でも劇場公演の定点映像をよく見るんですけど、それがステージに表れていると思いますし、“そろえたがり”の良さがファンの方に伝わっていたらいいなって思います。
――では最後に、今年の春に高校生になったということで、卒業するまでにやりたいことを教えてください。
お仕事だったら、雑誌にたくさん出たいです。
――ファッション誌とかグラビア誌とかありますけど、どんな出方がいいですか？
制服を着て海で撮影をしたり、仲良しなメンバーと一緒に撮影したりしたいですね。同期の小畑優奈ちゃん(卒業生)とか後藤楽々ちゃんがやっているのを見て、すごく楽しそうだなって思ったし、「○日発売です！ 見てください！」ってSNSに書くのが夢なので、たくさんできたらいいなって思います。
――ちなみに、プライベートでは？
外国語を喋れるようになりたいんですよ。去年「PRODUCE 48」に参加して、韓国語が本当に少しなんですけど、聞き取れるようになって、それで興味を持ちました。あと、英語がめちゃめちゃ苦手なので、習いに行きたいとは思っています。（ザテレビジョン）
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