アトレティコ・マドリーが、レアル・マドリーコロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(28)とトッテナムデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン(27)を天秤にかけた結果、前者の獲得に力を入れることを決めたようだ。スペインマルカ』が伝えている。

アトレティコは、ディエゴ・シメオネ監督のプレーメーカー獲得の希望からハメス・ロドリゲスエリクセンに目を光らせている。しかし、今回、6000万ユーロ(約72億5000万円)から7000万ユーロ(約84億6000万円)の移籍金を費やす必要があるとされるエリクセンよりも、安価の4000万ユーロ(約48億3000万円)で獲得できると見込んでいるハメス・ロドリゲスが最善の選択肢とし、同選手の獲得を急ぐことを決断したようだ。

ハメス・ロドリゲスの恩師であるカルロ・アンチェロッティ監督が指揮を執るナポリ移籍の可能性も伝えられている同選手だが、自身はマドリッドに滞在し続けることを望んでいることを報じられている。

一方、マドリー側は、ハメス・ロドリゲスをライバルのアトレティコに売ることに前向きではないと見られている。だが、ジネディーヌ・ジダン監督は、ウェールズ代表MFガレス・ベイルのように去就に関して揉めることを避けるためにも、早急に同選手の売却を進めるようクラブに要求しているようだ。

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