夢は私たちが日常では意識できていない深層心理を、シンボリックな形や表現で映し出すといわれています。夢はあなたの本音や本性をあらわし、自らを振り返る「気づき」を促してくれるのです。それゆえ、古来より夢は占いに発展していきました。見た夢を分析していくことで、これから起こりえることや今の運勢がわかるのです。

今回は、「泣く」夢についてくわしくご紹介していきます。

■泣く夢が象徴するのは「ストレスを吐き出したい心理」

夢の中で泣くことは、たまったストレスを吐き出したいという心理が働いています。実際、夢の中で思いっき泣いたあとは、気持ちがすっきりしているはずです。心配ごとが消えているかもしれません。

そういう意味では、涙を流して泣く夢には、心のデトックス効果があるといえます。

ただし、もし泣く夢を見て起きたあと現実でも泣いていた場合は、相当ストレスがたまっていると思っていいでしょう。心の奥底にあるものが、夢で泣いたことをきっかけにして呼び覚まされたのです。ストレスを自覚して、何かリラックスできることをしましょう。

泣く夢は、ほとんどが吉夢です。夢の状況によって吉夢にならない場合もありますが、ストレスや心配ごとがなくなるのですから、おおむねいい夢といえます。特にうれし泣きする夢は、大きな吉事が舞い込むことを予知する大吉夢です。

■泣く感情別に紐解く夢の意味は?

どんな気持ちで泣いていたかによって、夢占いでの意味は異なってきます。うれし泣きもあるでしょうし、つらくて泣く場合ももちろんあるでしょう。

ただ、夢の中で流す涙は魂や心身を浄化してくれます。涙で清めたあとには、うれしいできごとが待っていることも多いのです。では、泣いているときの感情別に、夢の意味をさらにくわしく見ていきましょう。

◇うれしくて泣く夢の意味は「幸運が舞い込む」

夢の中で何かうれしいことがあって泣いていたら、現実でも大きな幸運が舞い込むという予知夢であり、大吉夢です。

仕事や恋愛がうまくいったりするのかもしれません。何もかもがスムーズに運ぶ暗示です。いい夢を見たのだからと自信を持って、やりたいことに果敢にチャレンジしていきましょう。

◇悲しくて泣く夢の意味は「つらいことのあとに幸せがある」

悲しいことがあって泣いている夢を見たら、現実でも何かつらいことがあったのです。

夢の中で泣いて忘れようとしたのかもしれません。ただ、目覚めたときにスッキリした気持ちになっていれば、つらいことは忘れられます。そして、その後に幸運が舞い込んでくるはずです。

この夢を見たら、前向きに日々を過ごすようにしましょう。

◇悔しくて泣く夢の意味は「ストレス解消

夢の中で悔し泣きをしている場合、現実では理不尽な目にあって怒っていることを意味しています。目覚めたときスッキリしていたら、その怒りやストレスは解消し、問題も解決するはずです。

起きてもまだ気持ちがモヤモヤしていたら、積極的にストレス発散をしましょう。

◇感動して泣く夢の意味は「自分が変わる暗示」

何かに感動して泣く夢を見たら、これまでの考え方が大きく変わるようなできごとが起こる暗示です。あなたの人生ががらりと変わるでしょう。

たとえば、転職することになったり、恋人と別れ新しい恋人と付き合うことになったりするのかもしれません。変化を恐れずに、新しい生活を楽しむ気持ちを持つことが大事です。

◇怒って泣く夢の意味は「問題解決の暗示」

夢の中で泣きながら怒っていたら現実に何か怒りを覚えるような問題を抱えていることを表しています。

夢の中で怒りの感情を思いっきり解放したら、冷静になれます。夢から覚めたら、問題解決するためのいい方法を思いつくでしょう。それを実行していってください。

シチュエーション別・泣く夢の意味とは?

次は、なぜ泣いているのか、具体的な状況や理由が出てくる夢について見ていきます。

この場合も、泣くからといって決して悪い意味の夢ばかりではありません。では、夢からのメッセージを正しく読み解いていきましょう。

◇別れて泣く夢の意味は「仲が深まる」

好きな人と泣きながら別れる夢を見たら、別れる相手とより仲が深まっていくという暗示です。つまり逆夢なのです。

別れる相手が片思いの相手だったら、両思いになれるかもしれません。彼氏の場合は、今よりももっと深い関係になれます。

◇誰かが死んで泣く夢の意味は「親交が深まる」

夢占いにおいて死ぬ夢は不吉ではなく、幸運を象徴する逆夢です。夢で死んでしまった人とは、現実世界では親交が深まることを暗示しています。

死んだ人が父親や母親だった場合、親子の絆が深まるでしょう。たとえば、別居していたが同居することになるなどです。

恋人が死んだ場合は、愛が深まり結婚話が出るかもしれません。

☆葬式の場面は「新たな門出」の暗示

ただし、葬式で泣く夢はちょっとちがった意味になります。夢の中の葬式は再出発、新たな門出を意味します。現実でも、亡くなった人との関係にひと区切りつけることになることを示しています。その相手とは決別して、新たな生活をはじめることになるでしょう。

■自分以外の人が泣く夢の意味とは?

自分以外の人が泣く夢は、自分が泣く夢とは異なり、夢から覚めたあとスッキリとした気持ちにはなれないことが多いでしょう。そのせいか、凶夢が多いです。では、泣く人物別にくわしく解説していきましょう。

子どもが泣く夢の意味は「未熟であることを示す」

自分の子どもでも、自分の子どもではなくても、子どもが泣いている夢は、夢を見た人の精神的な未熟さを象徴しています。それが原因でトラブルになるかもしれないという警告夢なので、この夢を見たら大人の対応をするよう心がけましょう。

◇男性が泣く夢の意味は「男性から好意を持たれる」

見知らぬ男性が泣いている夢をみたら、恋愛運が上昇していることを意味しています。意外にも吉夢です。

近いうちに、あなたはある男性から好意を持たれ、告白されたり、アプローチを受けたりするはず。どうするか真剣に考えて、対応しましょう。

◇好きな人が泣く夢の意味は「好きな人が悩んでいる」

好きな人が泣いている夢を見た場合、その人が何かに悩んでいることを示しています。夢を通して、あなたに悩みを聞いてほしいと伝えているのかもしれません。

好きな人に「最近どう?」などと近況を聞いてみて、悩みを聞き出し相談に乗ってあげるといいでしょう。

◇女性が泣く夢の意味は「男性トラブルに注意」

見知らぬ女性が泣く夢は、見知らぬ男性が泣く夢と同様に、恋愛にかんする夢だと解釈できます。この夢は、あなたの男性を見る目が鈍っていることを警告している夢です。

泣いている女性は、男性トラブルにあってあなたが泣くことになるかもしれないと伝えています。そうならないように、恋愛関連のことには冷静になりましょう。

■泣く夢には強い浄化作用がある

泣く夢」というと、悪い夢のように捉えられがちですが、意外にもポジティブな意味合いの夢が多いのです。

特に、あなた自身が泣く夢は吉夢がほとんど

本来「泣く」ことは、笑うことと同じくらいストレス発散になり、人間にとっていい影響をもたらします。だから涙活がはやったのでしょう。夢の中で思いっきり泣いて、心を浄化できるといいですね。

現実でもよく笑い、よく泣ける感動の多い人生にしたいものです。

(紅たき)

※画像はイメージです

泣く夢を見る理由は「ストレスを吐き出したい心理」【夢占い】