『異世界チートサバイバル飯』は、アウトドア好きの青年・悠が異世界で野営生活を営むという物語。

 ……ですが、本作の魅力はこれだけではありません。タイトルにも「チート」とあるように、悠は“食の力”を武器に俺TUEEEな大活躍!

 超サバイバル向きな能力を秘めた悠とともに、未知の食材の宝庫である異世界生活を堪能していきましょう。

ニコニコ漫画『異世界チートサバイバル飯 』エピソード一覧

手際よく水源&寝床を確保するサバイバル能力の高さ

 楽しみにしていたキャンプの前日、事故にあってしまった主人公の上総悠(かずさ ゆう)。

 死んでしまったハズの彼が目を覚ますと、そこは見慣れない森の中でした。

 いきなりの異世界転生、目の前には大自然、さぞ混乱しているかと思いきや……?

 根っからのアウトドア好きの悠にとって、未知の世界は大好物だった模様。

 青色をした植物や、およそ地球には存在しなさそうな木の実に大興奮の悠。その一方で彼は、生き残るための装備チェックなどにも抜かりありません。

 幸いにも空のペットボトルを持っていた悠は、近くを流れていた川で飲み水を確保することに。

 ここで早くも、ザリガニやエビなどの甲殻類が生息する水は比較的安全という知識を披露してくれます。

 さらに悠は手早く寝床を作り上げた後で、お手製の罠を使って先ほどの川の生物をゲット!

 ペットボトルの上部を切り、逆向きにはめ込んだだけの原始的な罠でしたが、異世界の甲殻類にも効果はあったようです。

 拠点に帰り、木の摩擦で火を起こしつつ「こんなのもしばらくは使わない知識だと思ったんだけどな」などとつぶやく彼が、頼もしいことこのうえありません……!

未知の食材にあたりかけて九死に一生!?

 火も起こせたところで、悠は先ほど捕まえた甲殻類を観察し始めます。

 一見、殻を背負ったザリガニのような生物ですが、殻の隙間を利用して自在に伸び縮みするという興味深い特徴も。

 悠は殻に指を挟まれないよう先に頭をかち割ることにするも、思わぬ頑丈さの前に阻まれてしまいます。

 結局、殻ごと葉っぱに包んで蒸し焼きにすることにした悠。

 その際、謎のヤバそうなオーラをまとう個体がいたため、彼はその2匹だけ別の葉に包むのですが……。

 この判断が、後に彼の生死を分けることになります。

 焼き上がった殻付きザリガニを食べてみると、思いのほかおいしかったご様子。

 それより気になるのは、先ほどのヤバげな個体。見たところ卵持ちというだけのようですが、それを口に含んだ悠は驚愕!

 なんと殻付きザリガニの卵には毒があったらしく、たちまち彼の体に異常が!

 しかしこの経験から、先ほど悠が見た禍々しいオーラは彼に備わった“毒を感知する力”の効果だったこともわかってきました。
 

 毒を見抜けるなど、ことサバイバル生活においてはチート級の能力と言えるでしょう。

 悠は「これなら なんとかなるかもしれねぇ!」と希望を胸に、初日の眠りにつくのでした。

出会った食材が血肉になり、力になる……!

 翌朝、寝床から目覚めた悠は周囲の探索をスタート!

 毒を感知できる彼は、安全な木の実を食べながら森を歩き回ります。

 道中では黄色いリスといった動物にも出会うことができ、この世界への興味は尽きません。

 そんな中、不思議なことに岩壁に生えていた木の実に目を奪われてしまった悠。

 慎重なハズの悠が、なぜ身の危険を顧みずこんな行動に出たのか、彼自身も理解できていないようです。

 そして彼は、ついに手を滑らせてしまい空中を落下……!

 「死にたくない……!」と叫びながら、大きな音を立てて地面に叩きつけられた悠。

 しかし着地の瞬間、彼の体が謎のオーラに包まれたおかげで死を回避できたようです。

 そのオーラは、まるで強固な殻。あたかも昨日食べた、殻付きザリガニのような……。

 悠はそこで、これはもしや“食った生き物の能力を奪える力”なのかもしれないと気付きます。

 毒を感知でき、なおかつ食えば食うほど強くなる力を備えた悠は、まさにサバイバルの申し子!

 かくして彼は“食の力”を武器に、未知の世界をたくましく生き抜いていくのでした。

 ちなみに今後、彼が遭遇するのは動植物だけでなく、ときには遭難中らしき美少女との出会いなんかも……。

 そんな悠の、知れば知るほど興味の尽きない異世界サバイバル。

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(画像はニコニコ漫画『異世界チートサバイバル飯』より)

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