インドアッサム州で大洪水が発生し子サイが溺れていたが、カジランガ国立公園の現場スタッフによって無事、救出された。

インド森林サービス、Arun Vigneshさんのツイート
「カジランガの現場スタッフは最も誠実で誇らしいチームの1つだ」

生後わずか3カ月ほどの子サイは、同州にあるカジランガ国立公園内で母サイの後ろをついて歩いていた所、足を滑らせ洪水に巻き込まれてしまった。

映像には、人々が必死に子サイをボートに乗せているのを確認できる。その後、子サイは、国際動物福祉基金(IFAW)の施設へ運ばれ、健康状態が安定するまで、24時間にわたって見守られながら過ごしたという。

国際動物福祉基金のレスキューマネージャー、Gail A'Brunzoさんが海外メディア『The Dodo』に語った所によると、この子サイは、洪水により親の元に返すのが難しいため、「野生に返れる程に成長するまで訓練を受ける」とのことだ。国際動物福祉基金は、他にもこの洪水によって行き場を失ったサイを8匹保護しているという。

インド北東部では、モンスーンの豪雨により大規模な洪水が発生し、先日から被害が続いている。

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