理工系女子生徒6名が参加、全国大会への出場決定
 麗澤瑞浪中学・高等学校(岐阜県瑞浪市/校長:蟹井克也)は2019年10月19日に行われるSTEM教育プログラム「Girls’ Rocketry Challenge」(以下、GRC)へ出場することが決定しました。
 このプログラムは2016年10月に始まり、学校で学んだ知識を教室外の環境で応用するため、実践的ツールとしてモデルロケットを活用することで、女子学生がSTEM(科学・技術・工学・数学)分野においてそれぞれの好奇心を追及できるようサポートすることを目指しています。2018年に実施された国際連合の調査によると、世界中の研究者と、高等教育でSTEM分野を勉強する女性は30%しかおらず、日本はわずか約15%という結果です。GRCは、日本が目指す、2020年までに指導的地位に占める女性の割合を30%にするという目標、更には科学技術分野の発展を全面的に支援しています。特に本プログラムを通じて、科学技術分野におけるダイバーシティの推進や女性のキャリアアップにつながることを目指しています。
 本校でも、理系を選択する生徒が少ないため、そんな生徒の意欲関心を引き出し、かつ、後輩たちへの刺激になると考え参加を決めました。
 モデルロケットはほとんどオリジナル製作することができるため、10月の全国大会に向けた製作は試行錯誤の連続です。担当教員の谷渕貴啓(たにぶち たかひろ 担当:理科、物理)は「多くの失敗をし、何がいけなかったのか、改善すべきことは何かなど考えることにより、思考力・判断力・協調性などを養うことができます。知識だけではなく社会に出たときにも役立つ力をつけることができる経験になることを期待しています」とコメントしています。
 今回は合計で6名の生徒が3人×2チームに分かれて参加します。その中の1人である2年生の斎木さんは、「自分たちで作ったロケットを高く上げるために素材を工夫し、パラシュートはその形状を研究し、10月の全国大会では全国上位に名を連ねたい。」と意気込んでいます。

任命式時に全員で

◆合同打ち上げ会の概要
日時:2019年8月6日(火)
場所:千葉工業大学 津田沼キャンパス(https://www.it-chiba.ac.jp/institute/access/
内容:モデルロケットを飛ばし、その性能や工夫した点などを議論・共有する

◆その他、今後の予定
9月11日(水)(予備日9/12)13:00~打ち上げ練習(本校第二グランド)
10月19日 (土)  全国大会(JAXA筑波宇宙センター)
11月9日 (土)  修了式、懇親会

【麗澤瑞浪中学・高等学校ついて】
麗澤瑞浪は、自立、感謝、思いやりの心を育む中高一貫の私立学校です。豊かな自然環境と快適な施設のなか、寮生と通学生が切磋琢磨しながらともに過ごし、人としての成長と高い大学進学率の両立を実現しています。

配信元企業:麗澤大学

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